2009年1月28日水曜日

フラッシュ

 雨の時には写真を撮ろうと書いた後でふと考えました。
 暗い時にはフラッシュと言うのが常識だとは思いますし、今のカメラは暗い場面では自動的に光ってきれいな写真を作ってくれます。
 でも、私はちょっと天の邪鬼的に、明るい時にはストロボを光らせて、暗い時にはフラッシュなしで撮ってみるのが面白いと考えています。
 まず暗い時ですが、暗い時にみんなで記念撮影するにはフラッシュは便利ですが、せっかくの夜景でストロボをたくと不自然なことが起こりかねません。ストロボは近くを明るくしますが、少し離れると光は届きません。ネオンサインの輝く夜景を撮ろうとして、ストロボを光らせると近くの看板を光らせて遠く夜景が写らなかったなんてことが起こりかねません。現在のカメラは近くのお友達を適切な露出できれいに撮りながら背景の夜景も奇麗に写せる、素晴らしい頭脳を持っていますが、夜景だけを写そうとする時にはうまくいかない場合があります。
 完全なオート撮影と共にフラッシュを停止した撮影も試みてください。ついでに露出補正を少しマイナスにしておくと夜景らしく撮れるかもしれません。
 逆にフラッシュが絶対に必要無さそうな日中にフラッシュを使うことも意外に効果的な時が少なくありません。強い太陽の光の下で顔に強い影ができるような時はフラッシュの光で影を消して自然な感じを作ることができます。逆光の中で写したいものが真っ黒になりそうな時でもフラッシュを当てるとはっきりと写すことができます。ただ、近くのものは明るくなりますが、少し離れるとどんどん光が弱くなりますから、不自然な感じが出ることも少なくありません。それを利用して被写体を盛り上げることも写真の面白さではないかと思っています。
 何となく、カメラにくっついているストロボを楽しく使ってみませんか。

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