2009年1月27日火曜日

三脚

 携帯電話やコンパクトなデジカメを使うようになって手を前に伸ばして撮影することが普通になってきたようです。
 携帯では両手でなく片手でわいわいおしゃべりしながら、カシャーンとやっているのを見ると、昔からカメラを頑張っている人間には「あれでまともな写真が撮れるのかな???」と、他人事ながら心配になってきます。
 手持ちでカメラを構えるときは両手で脇をしめてしっかり握り、ファインダーをおでこに押し当て3箇所で固定して、できれば息を止めてシャッターを静かに押し込むのだと伝統的な作法を習った覚えがあります。
 どこかはっきりしない写真でも、小さなプリントなら気になりません。特に携帯の画面で見ている程度ならわからないかもしれません。さらにいくらでも気楽に撮れるデジカメなら、だめなら取り直せばいいのです。
 こんな小型のカメラなのだから、うまく写らなくても仕方がないだろうとか大きく伸ばすことは無理だろうと思っているのではないでしょうか。そのカメラでもしっかり固定するだけで見直すような写真が撮れる可能性があります。
 小型の三脚でも手持ちに比べれば比較にならないほど安定します。セルフタイマーに使うだけでなく、ここぞと思うときに使ってみてください。(ただ、最近 はカメラメーカーもあまりにコンパクトに作るためや、実際の利用方法に妥協したりしているため三脚を取り付けるネジ穴のないものもすくなくありませんが)
少し、大きくプリントすると期待以上の作品ができるのではないかと思います。ぜひ、試してみませんか。
 三脚を使わないときでも、テーブルや柱など近くの固定しているものを利用してカメラをできるだけ動かないようにして撮るのも一案です。折角ですからできるだけしっかりした画面作りを心がけたいものです。
 

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