2010年5月16日日曜日

菊池さんの個展 最終日です


今日もいい天気です。

 私は昨日は畑遊びで草取りに明け暮れ、今日は朝から町内会の年に一度の清掃日で道路や用水路の大掃除をしていました。
 おかげで、日ごろ使わない体を動かし、気持ちの良い一日になりそうと言いたいのですが、少し体を使い過ぎて、エンジンがオーバーワーク気味です。

 通勤経路の石手川公園は草花の息吹が始まり、カメラを遊ぶには最高のシーズンになりました。
 いつもはなかなか楽しい散歩なのですが、今日は絶好の素晴らしい天気なのに、途中でバスに乗ってしまいました。

 今日は、菊池さんの個展の最後の日ですから、早めに来てギャラリーをオープンしています。
 いつも元気な菊池さんは、このところ仕事が忙しいらしく、なかなかギャラリーへ出てこられなかったようですが、それでも多くの人が作品を見に来られました。
 日頃は、ご本人が絵を描いている事すら知らない人も多く、意外な感想を残されていく人が少なくありませんでした。
 描きためた作品を一堂に展示することで、制作技術の変化が分かったり、微妙な心境の変化が現れたり、過去の作品から新しいアイディアが湧いたり、展示するとで、新たな挑戦への意欲が高まってきたようです。
 展示をすることでいろいろな人に見ていただくことも有意義ですが、何となく制作している毎日でも、まとめて整理し展示することで新たな発見がおこり、日常では難しい新しい飛躍が生まれるのが、個展の面白さではないかと思っています。

 天気のいい日曜日は意外にギャラリーが暇な時が多いようです。みなさん街中よりも自然の中日常できない遠出もしたくなるのかもしれません。
 しかし、出かけたついでにと言う事で、遠くの人とか、日頃疎遠だったりする人や全くの通りがかりの人に訪ねていただくことが多いのも今日のような日曜日です。
 いつもの日曜日はついつい出てくるのが遅くなることが少なくありませんが、今日はちょっと頑張って早めにオープンしました。

2010年5月11日火曜日

テレビ取材に慌ただしい一日でした。

昨日は、また雨模様の一日でした。
 そんな中、ギャラリーR2V゛は菊池さんの展示に対して愛媛CATVの取材がありまた。

 隣のパーティーガールドレスさんも地元テレビ局の取材で慌ただしく取材クルーが出入りしていました。隣同士で同じ日、テレビ取材が入る偶然にちょっと驚きです。テレビ局もまったく違い相互には全く関係なく話が始まったのですが、同じ日の同じタイミングで進んでいました。
 機材がコンパクトになり、取材も手軽になってきたものだと感心しながら見ていましたが、三脚だけは立派なものを使っているのはさすがだと思いを新たにしました。
 最近我々の使うスチルカメラは明るいレンズに高感度の設定、さらに手ぶれ補正が応援してくれるため、手持ちで気楽に使う事が少なくありませんが、ムービーで安定したしっかりとした画像を作ろうとするとしっかりとした足は必須でしょうね。取材よりもカメラや機材に関心が行ってしまうのが、いつもの癖です。

 ギャラリーでは菊池さんが緊張気味にインタビューを受けていました。
 直前まで「どうしよう !、どうしよう !」とメークや、ヘアの確認に余念がないのはさすがに若い女性ですが、いざ本番になり質問を受けると、落ち着いたトーンで的確な説明を行い、堂々と対応しているのを見て入ると、大したものだと感心してしまいました。
 放送は今日のタウンチャンネルで午後からオンエアされていたようですから、見られた方もいらっしゃるかもしれません。

 菊池さんにとっては、いろいろな人に知っていただき、大変いい機会なのですが、私は多くの方が来場され、忙しくなるとちょっと大変だと、つまらぬ心配をしていました。

2010年5月9日日曜日

若さと国際色 「glitter」


 天気のいい日が続いた、行楽には最適のゴールデンウィークでした。私もどこかへ出かけたいと思いもありますが、ギャラリーの利用も多くなると楽しみで、沢山のご来場をお待ちする気持ちもすくなくありません。
 今年は菊池さんの展示が行われていましたので、多くの皆さんとアート談義の毎日でした。
 今回の展示は元気の塊みたいな作者らしく、来場者も大変多く、なかなか途切れることがないばかりか、ゆっくりと話もできないような時も少なくありませんでした。
 作者は忙しい勤めを持ちながらの制作活動で、土壇場まで作品が揃えられるのか心配するほどでしたが、オープンの時にはきちんと思いを出せる作品群になっていました。
 開催中、全ての日を作者が待機することはできませんから、ギャラリー側でサポートを行っています。作者から、作品の思いや制作裏話なども伺っておき、できるだけ楽しく見ていただけるように努めようとしていますが、写真なら多少の知識もありますが、絵画の世界は全く門外漢で、専門的な疑問にはなかなか応えられず、申し訳ありません。
 来場される方はさすがに若い人が多く、自然と明るく元気なムードになってきます。小さなお子様連れも多く、意外な行動や会話に日頃のギャラリーとは違った雰囲気ですが、気取らないミニギャラリーだけに雰囲気が壊れるわけではなく、余計に盛り上がりにつながるのが楽しいところです。
 もう一つ、来場者で目を引くのが外国のお客様が少なくないことです。地方都市、松山でもこんなに国際色があったのかと思いなおしました。今、若い人たちは国際結婚もあまり問題視することが無いようで、奥さまは日本人、ご主人は外国の方という事が目立ちました。かわいいハーフの子供たちは両親の2ヶ国語を簡単に使い分け、聞いていて驚き、納得し、うらやましくなりました。
 ギャラリーアーツビレッジのこじんまりとした空間もどんどん広がりそうです。

2010年5月3日月曜日

水彩 人物画個展 「glitter」

  ゴールデンウィークは今年の異常気象からは考えにくいほど
いい天気が続いています。
 この期間を菊池さんの個展「glitter」が始まりました。
 水彩画でおしゃれな人物を描いた、楽しい雰囲気のものです。軽いタッチで楽しく、ちょっと色気と若さをを感じさせる作品です。
 若さのパワーか、作品はオープンの今日に間に合わせるため、昨晩も徹夜で仕上げていたそうですが、会場準備をお手伝いしていた、オーナーにとっては大丈夫なのか人ごとながら大いに気になっていました。
 一通り作品が並び、それぞれの主張をするようになると、若さと元気さのあふれで、会場が生き生きとしてくるものです。
 
 楽しい作品は、額装も固定観念にとらわれることなく、様々な挑戦をしてみました。額の中心から離れた位置や、あえて斜めの配置にして、動きのある雰囲気を出してみました。
 若い作者だけに筆の運びや色使いなどに、様々な進歩の跡や、工夫の跡が見え、今後の方向も気になるところです。
 作品の出来にも増して、個展を行うことで、本人が張り切り、楽しみ、次の作品づくりに意欲を燃やす、それが大きな成果ではないでしょうか。