2009年1月24日土曜日

作品作り

カメラを持って素晴らしい作品を作ろうと考えると、よくわからなくなります。
立派な作品とは、写したいものがしっかりと写っているものではないでしょうか。
被写体にきちんとピントが合っていて、ぶれていないことも重要です。いくらピントが合っていても被写体がぶれていては何が写っているのかわかりません。
さらに被写体がきちんとわかるように露出が正確に合っていないと、結局何が写っているのかわからないことになります。
この3つの項目が写真の基本条件になることは写真というものが始まってからづっと続いているものです。
だから、この項目が正確に合うように様々な工夫がなされてきました。
現在のカメラは露出とピントはカメラが自動的に合わせてくれるのが当たり前になっています。
さらに、シャッターを押した時、カメラが動いてもレンズやカメラの中の撮像素子が自動的に動いてブレを防止してくれる親切な機能まで付いていて、失敗ができないくらいになっています。
では、誰がシャッターを押しても理想的な写真が出来上がるかというと、不思議なほど撮影者の個性が出てくるものです。以前のように下手なピンぼけ写真は大変少なくなりましたが、写真の難しさはますますまわからなくなりました。
いったい何がいい写真なのかこれから考えてみたいと思います。

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