2010年1月31日日曜日

松山国際写真集団年次総会


私も参加している松山国威写真集団という写真グループの会合が道後のホテルでありました。
 思い入れのあるお酒を持ち込み、写真や旅など様々な話題で盛り上がりました。
 全員がいつも参加するわけではありませんが、世界中の写真展に参加することを目標に作品作りを心がけています。
 本部を京都において青森、広島、松山に支部がありそれぞれ会員相互に撮影会や写真展を行っています。
 松山のメンバーは個性的なメンバーが多く、写真を撮っているよりもカフェめぐりをしたり、酒蔵を訪ねたりカメラを忘れて楽しんでいるような雰囲気です。
 様々な経歴の持ち主が集まっているだけに撮る写真も見るたびに新鮮さを覚え、いつも目を離せません。多くの写真同好会のように、写真の優劣に血眼になるような熱心さが少ないかもしれませんが、自分の撮りたい写真はこれだという信念を持ったメンバーの集まりだけに不思議な力強さが感じられます。
 毎年、世界各地で国際会議が開かれ日本からも代表が出席しています。今年はベトナムで開かれる予定になっています。興味があればあなたも参加できます。
 京都での日本国内外を集めた写真展のほか、松山でも毎年実施しています。
 飲み会には出てきても写真の月例会にはなかなか出て来れない人も少なくありませんが、毎月会員相互の啓発のための学習会も行っています。
 季節のいい時をねらって撮影会も実施しています。昨年は四万十川へ出かけましたが、今年は京都とか香川の満濃の池へ行こうかとかいろいろ計画を練っています。
 もし、面白そうだからどんなものか話を聞きたいと思われる方はいつでもアーツビレッジで相談に乗れますのでお気軽に声をかけてください。
 アーツビレッジへのメールでももちろん結構です。 
でお待ちしています。

2010年1月30日土曜日

シャッターを押さなければ


 今回の出張は一泊2日で夕方には別の予定があり早めに帰らなければならないという慌ただしいもので、あまりカメラを出す余裕はなさそうです。
 しかし、宿泊予定のホテルが浅草なので何かありそうで何もしないで帰って来れそうにもありません。
 駅を出ると雷門の前に出てきました。もうすぐ閉店を迎えそうな雰囲気もあり、今シャッターを押しとかないとこの雰囲気は残せそうにありません。
 立派な写真を撮ろうとか、面白いカットにしたいとかいろいろ考えることはありますが、写真はシャッターを押しておかないと後から悔んでも仕方がありません。
 ホテルへ行く前なので荷物を抱えながら、片手でカメラを持ってろくにファインダーも見ないでシャッターだけ押してきました。
 いつも、しっかりとファインダーを確認してきちんとした構成を考えて撮ろうなんて言っているくせに、いい加減なものです。
 夢中になってシャッターを押していたら、電池がなくなってきました。とりあえずシャッターを押してといっても電池がないとか、メモリーがなくなったら意味がありません。常にいつでも準備しておくことが楽しい写真の基本だと、あらためて思いなおしました。

2010年1月28日木曜日

ブログの立ち上げ

 私のブログはオーナーの性質がもろに出てしまって、様々な話が混乱して、せっかく訪問していただいた方の希望にそむく事が少なくありませんでした。
 多少の情報整理を行うため、あまりにも個人のこだわりの話は別の部屋へ引っ越しておしゃべりすることにしました。
 このブログはgoogleさんのサイトをお借りしていますが、他のサイトの状況を見たいと今度はyahooさんのところで遊ぶことにしました。いざ使わせていただこうとすると勝手の違うことだらけで、なかなか立ち上がりませんでした。
 最近、ちょっとだけ気合いを入れて、書きこみ始めました。これでこのブログからはややこしい話が少なくなり、少しは見やすくなるのではないかと自分では期待しています。
 本当に手前みそなわがままな、自己満足な話は
http://blogs.yahoo.co.jp/s_takechi
 に移りますので、
 それでも見てやろうと思われる物好きな、お暇な人は覗いて見てください。
 こちらのブログはアーツビレッジのお知らせや、写真の話題にある程度まとめたいと考えています。
これからもよろしくお願いします。

2010年1月26日火曜日

1月ワークショップ展示作品を拝見して

 1月のワークショップの展示を行っています。その時々の作品を拝見しながらいろいろな事を考えてしまいます。他人の作品には様々なヒントやアイディアがあるものです。
 今月の作品の中でネイチャー派の参加者の皆様はリバーサルフィルムを使った写真が多く、なぜか安心感と同時に奥深い雰囲気が出て、フィルムを再認識させてくれます。
 商業写真の世界はほとんどがディジタルになってしまって、いつの間にかそれがあたりまえに感じるようになっています。
 ディジタルカメラは本当にきれいに撮れるようになってきました。シャープな映像といつでも結果を確認できる便利さ、パソコンで様々な加工のできる便利さなどで、失敗の許されないプロフォトの世界ではフィルムを使う意義がなくなっているようです。
 プロの写真家のギャラリーを拝見してもデジタルのプリンター出力が多く、その独特の発色にだんだんと慣れてそれが自然なように見えてきましたが、こんな時代にフィルムの写真を拝見すると逆に新鮮で興味深く感じるほどです。
 フィルムではネガとリバーサルでかなり雰囲気が変わりますし、フィルムのブランドによってもかなり個性があり、いろいろと使い方を楽しんだものでした。
 ディジタルのように撮影後に自分で好きなように加工することも難しく、扱いずらいことが少なくありませんが、だからこそ撮影者の息が伝わってくるような世界が感じられ大変興味深く鑑賞させていただいています。

2010年1月22日金曜日

1月ワークショップ展示のお知らせ

遅くなりましたが1月のワークショップ展示を始めています。
特にテーマをお願いしていませんでしたが、季節感のある作品が集まって、力強い雰囲気が出ていてます。
今月も写真以外の作品も展示しましたので、いろいろと参考にしていただければ面白いと思いました。

今月はテーマを特に決めていませんが、2月からは一応のテーマを決めて行こうかと考えています。
作品を選ぶにしてもテーマがあると、それなりに絞り易いこともあります。また、同じテーでも人が違うと様々な視点が見え、面白いだけでなく、いろいろと教えられることが少なくありません。
今年のテーマはひらがなで単純な言葉を考えてみました。
おなじ言葉でも解釈は人によって様々にできますから、自分の最も好きな画面作りができるかもしれません。
特に1文字のテーマは有ってもあまりにもつかみどころのないものもあり、どんなものが飛び出すか楽しみです。
お気軽に挑戦してください。

1月   あ  (年のはじめに)
2月   き  (空気、気分、期待 器、樹、etc.)
3月   さく  (咲く、柵、作 etc.)
4月  は  (葉、波、歯、播、新緑 etc.)
5月   ひより (カメラ日和 いい日和  雨日和 etc.)
6月  あめ  (雨、飴、天 etc.)
7月  なみ  (波、並、 etc.)
8月  かげ  (影、影像、陰影 etc.)
9月  そう  (爽快、想、装 etc.)
10月  はし  (たべる、わたる、のる etc.)
11月  いろ  (紅葉、配色、いろいろ etc.)
12月   ん  (年末、なに?、うん! etc.)

このテーマには合うものがないという時も、遠慮しないで好きな作品をお持ちください。
本年もよろしくお願いします。

2010年1月17日日曜日

アーツビレッジ(R2V)の休日は土曜、火曜です

 昨年はほとんど開店休業の状態で、一日中全く誰もお見えにならない日が少なくありませんでしたが、最近はビジネスとしてはともかく、誰か来ていただくようになってきました。
 ただ、せっかく訪ねて来られても「閉まっていてどうにもならなかった」とか「何度前を通ってもいつも閉まっているようだけどいつ店を開けているの?」という苦言をいただくことも少なくりません。
 オープン時間はお昼の12時から夕方の6時までを基本としています。ただ、午前中から、さまざまな準備や遊びをしていますので午前10時くらいからは対応できますので、せっかく出てきて午前中しか時間が取れない場合など
050-3433-6321
へ電話をいただくと対応できるか分りますので、店の前まで来て「また閉まっていた!」と思わないで、ご連絡ください。
 また、休日は毎週土曜日と火曜日にしています。これ以外の日は祝日もできる限りオープンしていますので、ぜひご利用ください。出展者のご都合で、アーツビレッジの休日にもオープンしたい場合などはご希望に応じて休日の変更なども行いますので、出展者のご案内を確認ください。
 これ以外にオーナーの取材出張などで、臨時に休業する場合もありますが、できるだけ事前に皆様にご連絡していきたいと思っています。
 やっと走り始めたところですが、アーツビレッジをよろしくお願いします。

2010年1月16日土曜日

急がば回れ (エンジン修理)

 先日から苦戦している耕運機のエンジンに再度挑戦をはじめました。
 前回の挑戦で点火プラグよりも 燃料の供給に問題がありそうに見えていました。
 ガソリンタンクからキャブレターまで燃料が流れていることを確認するためにキャブレターをはずして確認してみました。キャブレターのフロートチャンバーに燃料が入っていれば間違いないはずなのですが、やっと引っ張りだしたキャブレターのフロートチャンバーがどうしても分解できません。分解の仕方は間違っていないはずなのに分解できそうにありません。
 キャブレターを細かく観察すると、かなり単純な構造です。40年以上前に遊んでいたバイクのキャブレターに比べても単純な構造でまるでエンジンの教科書に出てくるような付加機能など何もなさそうな構造に逆におどきます。構造を観察するとフローとチャンバーから気化を行うベンチュリーへ燃料を送るノズルからガソリンが出てくることをキャブレターを逆さにすると確認できました。
 後は、スローの安定をさせているノズルがあるくらいなのですが、手が入る範囲を清掃し、空気や燃料の通り道と思えるところを清掃しキャブレターを組み付けました。
 しかし、結果は変わりません。
 本当に燃料がないのか確認するため大変乱暴な方法を思いつきました。シリンダー内にガソリンを数的たらしエンジンを始動してみました。スターターを引っ張るとあっけないほど簡単に始動しました。燃料がわずかですからすぐ止まりますが、燃料を入れてやると確実にエンジンはスタートします。
 やっぱりキャブレターからガソリンが出ていないようです。面倒な工程が少なくないのですが、再度キャブレターをはずし気合を入れてフロートチャンバーの分解に挑戦しました。強めのショックを与えるとやっと外れました。ガスケットがかなり固着していたようです。
 フロートからベンチュリーへ燃料を送るノズルが燃料のかすのような物で固着しているようです。細いワイヤーでつつくと、ふさがっていた穴があき、燃料が確実にとおるようになりました。
 今度は絶対だと自信をもって組み上げスターターを引っ張るとあっけなくエンジンは軽快に回り始めました。このエンジンは構造が単純ですが、基本的なことがしっかりと設計されているようで、簡単に起動し、少々のことでは止まらない、性能を追求するのではなく使い勝手を最優先にした設計は感心させられるものです。
 中途半端に確認し、勝手に納得したためにかなり遠回りをしてしまったようです。経験豊富なエンジンのサービスマンから見れば、つまらない作業ばかりをやっているように見えるかもしれませんが、やってみないと分からないことばかりでした。
 これで畑仕事の新しい世界が広がりそうです。

2010年1月15日金曜日

2010年の経済

 地元のI銀行の主催する経済に関する今年の経済見通しというテーマの講演講演会へ行ってみました。
 今、国内ではどちらを向いてもいい話はなく、大寒波が日本に来ているように不況の真っただ中というのが多くの人の感じではないでしょうか。
 しかし、世界経済から見ると、不況はすでに終わりかけ、その後のV字回復に入っいるのではないか、特に中国やインドに代表されるアジア地域ではかなりな好況と言える時期に入っていると見えるようです。
 お隣の国々の好況に日本の経済も助けられて日本の企業も持ち直していくのではないだろうかというのがグローバルな見方になるのでしょう。ただ、どんな企業も大きく回復していくわけではなく、伸びる企業と取り残される企業の差は大きくなりそうで、それをどのように読むかが経済の難しさなのでしょう。
 私自身は今の日本の国債発行額が異常に膨らんでいる状況が大変気がかりで、それが今後の我々の生活のどのような部分に影響するか、いろいろと考えることが少なくありません。
 過去のブラジルやイタリヤのインフレの動向や終戦直後の日本の状況などを見比べたり、様々な人の意見を聞いたり、しています。
 様々な見方はあるようですが、当面は大きな動きはなさそうですが、いずれは大きな転換期が起こりそう、しかし、庶民がいろいろ考えてみても、さて明日からどうするか、具体的にできることはあまりなさそうだというのが、知恵のない頭で考えた結論の現状です。
 産業構造の中身をあまり見ないで、数字を冷静に分析している資料を見せていただき、いつもの私とは思考方法の違う世界の見方にちょっと刺激のある講演会でした。

2010年1月14日木曜日

オーディオラボ


 ギャラリーを整理して、一目見て素敵な空間だと思えるようにしないと誰も来てくれないだろうと思いながら、ギャラリー内の空間はオーディオと古いカメラに埋め尽くされそうな感じになってきました。
 今日こそ片づけるぞと思いながら、「このCDはどんな音で鳴るかな」と思った瞬間に、楽しい音と反比例して雑然とした空間にどんどん変化していきます。
 ちょこと鳴らすと「なかなか面白い」と体が興奮して来ると、あのデッキにこのアンプで鳴らすともっと面白そうだ。スピーカーはあっちの方がいいだろう、、、なんて始まってしまいます。
 最初に「つまらないCDだな」と思っても、もっと楽しい音で聴かせてくれる組み合わせがありそうだなどと、他の機材を探し始めてしまいます。
 なかなか良くなったじゃないかと自己満足に浸っていて、ふと現実の世界を見回すととんでいもない雰囲気に変わっています。足の踏み場も、ゆっくりとコーヒーを楽しむムードもなくなっていて我ながら唖然としてまいます。こんな流れは今に始まったわけではないので本人は平然としていますが、多くの皆様に楽しんでいただこうと開いたお店では許されそうにありません。でも、お客様の中にはもっともっと試してみようじゃないかとけしかけ、もの好きな方も少なくありません。どんどんとひっくり返ってお客様(そんな人は店の収益にほとんど寄与しないのが難しいところ?!)が楽しそうに帰って行った後の整理には気が遠くなるほどです。
 ギャラリーでなく実験室(ラボラトリー)だと割り切ればこれでもいいでしょうか。

寒波の襲来


 温暖化の影響か暖かい冬に慣れてしまっていたところに大寒波の襲来です。
 南国松山では雪こそ降っていませんが、R2V前の歩道を歩く人は、身を縮めて小走りに歩いていかにも寒そうな冬のムードです。いつもは近くの銀行やお店に出かけるにはコートなど思いもしない私も何か着ていかなくては外に出られない気分です。
 そんな中をアーツビレッジを訪ねていただいた旧友が「店をなかなか見つけられなくて、付近を歩きまわった。店の前は何度も通り過ぎたのにわからなかったぞ!!」と入ってくるなりお小言をいただきました。
 広い通りに面しているし、看板も上がっているし、テントにも名前は書いてあるのだし、どうして分からないのか?と思うのですが、分らない時にはどうしても分らない時が少なくないようです。
 今までも何度が苦情をいただいていたのに何気なくやり過ごしていたのですが、少し真面目に考えてみました。立て看板を置くことなどいろいろと考えたのですが、自前の材料と、大きな工事をしない方法を試してみました。
 入口のガラス面に透明シールにプリンターで印刷して張ってみましたが、白い背景だとはっきりしていた印刷内容も透明のガラスではコントラストがつかず、まるでわかりません。カッティングシートで切り出すのが効果的な気がしましたが、作るまでに時間がかかりそうです。
 通りからはっきり分かる吊り看板を試してみました。
 手持ちのアクリル板にプリンターで印刷したプレゼン資料を貼り付けてぶら下げました。印刷した紙をアクリル板で挟みぶら下げただけですが、わざわざ一番寒い寒波の吹くときを選んだ工事になってしまって、苦労が何倍にもなってしまったようです。
 写真を撮ってみるといくつもの看板が重なって見えるので、これなら文句を言われそうにないと多少自信を持っているのですがいかがでしょう。

2010年1月11日月曜日

組み合わせ(音の遊び)


 いつの間にか、ギャラリーアーツビレッジではスピーカーが8セット、アンプが9台、CDデッキが6台ほどにもなっています。壊れた機械を直したものも少なくなく、現状がメーカーが意図した形になっているか疑問なものも少なくありませんが、これだけあると組み合わせを変えるだけでも何通りになるか気が遠くなりますが、好きな音の機材の組み合わせを試すのは大変楽しく興味深いものです。
 D社の小型スピーカーは小型ばかりのギャラリー内のスピーカーの中でも一番小さいものですが、不思議なほど低音が豊かに出てきます。ボックスの後ろにバスレフポートを出したものなので設置環境によってもかなり音が変わりますが、外観に似合わないような音には感心させられます。ただ、結構接続する機器によって出てくる音の品格が変わってくるのが難しいところです。
 他のスピーカーでは結構安定した音を出すCDデッキとアンプがあるのですが、このD社のミニスピーカーはあまり楽しくなってくれません。最近悪戦苦闘して動かしたCDデッキは同じD社の製品ですので試してみました。
 音を出したとたんに、ついついニンマリとしてしまいました。ちょっと図太い音で、繊細さは余りありませんが、大変楽しい臨場感を出してくれるのです。どこがどうなっているか分かりませんが、同じメーカーの製品は音の芯が合って良く鳴るのかもしれません。こうなるとアンプも楽しいものを探したくなるのが人情ですが、こんなことばかりしているとアートギャラリーでなくオーディオショップか研究室になってしまいそうです。
 興味のある人はぜひ、お聞きいただきご感想をお聞かせください。

2010年1月10日日曜日

どうにも動かない

 ギャラリー遊びでほったらかしになっている畑で気になることが起きています。私のようなまったくの道楽の畑でも耕運機、草刈り機、エンジンポンプ、発電機などいくつものガソリンエンジンがあります。
 畑は収穫を楽しむものでなく、体を動かして健康の一助にするものと徹していて、できるだけCO2を出すような機械は使わないと思っているのですが、どんどん成長していく雑草を見たり、すこし何か野菜でも植えてみたいと思うと、鍬や、鎌や、スコップ程度ではどうにも思うようにはかどりません。ましてギャラリー遊びに時間を取られているこの最近の状況では少し能率よくできることも考える必要があります。
 草刈り機の小さなガソリンエンジンは2サイクルなのでオイルを混ぜた混合ガソリンです。昔々の軽自動車やバイクを思い出し、オイルを自分でミックスして使ってますが、どこかでゴミが入ってしまうのか、時々エンジンがかからなくなったり、回転が不安定になったりします。キャブにゴミが入っていて、ごみを飛ばせばいいかなと一時的にスロットルを開け気味して使うと落ち着くような気がしす。
 冬が近づいてきたのでソラマメを蒔きたいと整地のために耕運機を動かそうとすると、何度スターターを引いても全くスタートする雰囲気がありません。エンジンの始動は力強い火花と適切な混合気が入っていれば間違いないと昔の自動車遊びを思い出しながら確認を始めました。プラグを抜いてみるとカーボンでかなり汚れてはいますが、火花は確認できます。でも、少し弱いかなと新しいプラグを買おうとホームセンターや自動車用品屋に行ってびっくり!。いつの間にか商品棚から点火プラグが消えうせているのです。確かに自分の車でもプラグを気にすることはなくなりました。
 電子回路を使った強力な点火回路と貴金属を使った高性能プラグは自動車をメンテいらずにしてしまったのですね。あちこち訪ね歩きやっと見つけてきた新品のプラグを入れスターターを手がしびれるほど引っ張ったのですが、全くシリンダーで爆発している気配がありません。今度はガソリンの確認です。ガソリンのストレーナーを外し、ガソリンを少量取り出し匂いを確認し、ライターで火をつけてみました。まず正常なガソリンに間違いありません。
 何度もプラグを抜いてどの程度ガソリンがシリンダーに入っているか推測すると、どうもあまり混合気が入っているように思えません。エアクリーナーを外しキャブレターの動きを見るとバルブが開いているようには見えません。そう思えばスロットルレバーが大変重く、正常ではないような気がしてきました。
 これはキャブレターを分解する必要がありそうです。でも、もう日が傾いて寒い北風が吹いています。
このまま、やっていたら日没までには終わりそうにもありません。今度天気の良い休日でも待って挑戦することにしました。
 もう、何日耕運機を説得してきたことか、エンジンのご機嫌を取るだけで畑遊びの一日が通り過ぎていく、早く野菜とお話がしたいものです。

CDプレイヤー

 最近、いくつか小型SPシステムを手に入れてとっかえ、ひっかえ取り替えて楽しんでいます。小さくてかわいいスピーカーですが、これが予想以上に立派な音がして、いつも聴いているJBLのミニスピーカーの影が薄くなりそうです。
 同時期に手に入れたものにD社の小型のCDプレーヤーがあります。それなりに古いものですが、光出力があったり、オーバーサンプリングのデコーダーが乗っていたりしますからCD初期のものではなく、その後いろいろと頑張った機能がのっかたもののようです。
 最初の姿はCDトレイは出てきてCDは入っていくのですが、まったくCDが回っている気配がありません。まずはふたを開けて中身を見てみることにしました。ふたのネジが大分少ないようですので、以前の持ち主も何とかしようと中をみて頑張った雰囲気が感じられます。こうなると「よし、俺が何とかしてやろう!」と闘志と楽しみが倍加してきます。ダメでももともとです。
 中をのぞきながら動かしてみるとベルトは一応回っているのですが、CDが収納されるとCDのドライブ機構押し上げる行程がありますが、このとき、駆動力不足で動作が止まっているようです。ベルトの伸びと、駆動カムのグリス切れに原因がありそうです。いつもの間に合わせでゴム紐を代用して、適当なグリスを塗り何度か動かすと一応CDは回り始めました。
 意外に簡単だったと思い音を出すと最初は鳴り始めるのですが、音切れや音飛びが激しく使い物にはなりません。ピックアップのレンズだろうと磨いてみました。最初のCDは結構聴かしてくれるようになったので、気を良くして他のCDを乗せると、まるで再生しません。CDによってうまくいくもの、何とか音の出るもの、まるで駄目なものなどいろいろです。
 レーザービックアップの後ろに何か調整するトリマーが付いています。何の目的か分かりませんが少し回してみました。ダメなCDが読めるようになったり、まったく動かなくなったり変化があります。CDの動きを見ていると回転や移動のモーターのサーボの調整をしているようです。面白くなって微妙に調整していくと、かなりのCDがうまく読めるようになると同時に音も落ち着いてきたような感じです。
 しかし、数枚のCDで正常なつもりになり作業を終えて組み立てると、また読めないCDが出てきます。うまくいくCDでも全曲が安定して続きません。その度にふたを開けて微妙に調整していきます。工場ではテストCDを用意してどこかのテストポイントを監視しながら調整して出荷したのでしょう。
 長年の使用で摩擦抵抗や部品の変化、レーザーの出力低下など様々な要因で初期の設定ではうまくいかなくなるのでしょう。それらしいテストポイントも分らないし、どんな機能を確認するかもわからない手探りですが、何日か遊んでいるうちに、ほぼ安定して動くようになってきました。
 思い入れを持つほどの高級機でもありませんが、動き始めると何となく深い絆ができてしまってしばらくはこの機械で音を出す日が続きそうです。

2010年1月6日水曜日

こども美術展

 所用で外出した時、美術館の前を通りました。今、何かやっているかなと看板をみると「えひめこども美術展」とありました。
 どうしても見たいというほどではありませんが、いったいどんなものがあるのだろうと軽い気持ちで入ってみました。
 小学生低学年の絵を見て、これは面白いと夢中になってしまいました。頭と手がやけに大きい絵に目を惹かれます。イモ掘りの絵は芋がやたらに大きく描かれています。
 そうなんです。自分が何に興味を惹かれ、何に注目したか、はっきりしています。何に感動し、そのありのままの気持ちが絵になっているのです。対象物が見た光景の中でどのような大きさなのか、実際の寸法を忠実に再現しようとするのでなく、何に感動したか、その感動のスケールが画面の大きさになって表れているのです。小さな虫のバッタが人より大きいのはおかしいなんて気持ちを持つ必要がないのです。
 色使いも楽しいものです。実際の色がどうあれ、自分のの好きな色が好きな形になっていれば、それを夢中で表現する。この思い、割り切りの良さは、きれいに上手に描こうなんて欲張った思い入れが無いだけ、見る者に訴求する表現力が素晴らしいものになっています。
 この表現手法を写真に使えないか、自分が面白いと感じるものだけを徹底的に取り出し、画面を構成できることができないか欲求がでてきます。ほかに何が写ろうと自分の感動したものをストレートに出せればこれほど面白いものはないと感じながら帰ってきました。

2010年1月4日月曜日

新しい年の開店

 新しい年の始まりは寒波で始まったようです。朝方は晴天でしたが、夕方になると空っ風が吹くようになり前の歩道を歩く人たちはいかにも寒そうに身構えて歩いています。
 今年一番にお見えになった方は、昭和30年代に写した松山城の写真をお持ちになって、撮られた時の思いをいろいろと語っていただきした。当時のブローニーの66判の真四角なモノクロ写真ですが、今と違って櫓の復元されていない時代で、いかにも豪壮な天守閣という雰囲気がすばらしく出ていました。     ベタ焼きよりもやや大きいサイズで少し美難いものですが、瓦や漆喰の雰囲気が今とは違った歴史を感じさせる印象がありました。
 スキャナーで取り込み少し大きめにプリントさせていただきましたが、今の松山城とは違った雰囲気に興味が湧きました。
 今月はミニオーディオギャラリーをお見せ(お聞かせ)しようと、スピーカーやアンプを何種類か持ち込みいろいろと接続替えして楽しんでみようと準備しています。
 再生方法も通常の2CHのステレオだけでなく,5.1CHのサラウンドも楽しめるよう準備していますが、必要な細かい機材の準備に思いのほか手間取ってすべてを楽しんでいただくにはしばらくかかりそうです。それでも来週にはある程度揃ってくると思っていますので、ぜひ確認してみてください。
 機材はかなり安価なものばかりですが、それぞれの個性が楽しめ高級オーディオとは違った面白さが期待できると思っています。
 今後、集めた機材の紹介や、その雰囲気もお伝えしていきたいと予定しています。

2010年1月2日土曜日

謹賀新年


明けましておめ゛とうございます。

昨年はやっとオープンし、以前からお付き合いしていただいている皆様の多大なご支援をいただき、何とか運営を続けてくることが出来ました。
本年はご祝儀的な応援は難しくなり、いよいよ本物の運営になるのではないかと予想しています。
多くの人に認識していただき、意義を認めていただいた上でご利用いただき、満足していただかなくては継続は難しいでしょう。
そのために、魅力ある独自の企画を展開していくことが重要だと考えています。

今年はワークショップを充実し、多くの方に気軽に参加していただくことを主眼にメニューを考えていきたいと予定しています。互いのスキルアップのための撮影会や作品の合評会などもスケジュールしていきます。
少し、本格的に写真に取り組んで見たいという声を沢山いただきましたので、気負わないで気楽に参加できるよう計画していきます。
新年早々にはお手軽オーディオでどこまで楽しめるか、いろいろな組み合わせを楽しんでいただこうと予定しています。
また、ギャラリーに保管している、ちょっと古いカメラを展示し、気に入った物があればお買い上げもできるような企画も考えています。
本年もよろしくお願いいたます。