2009年1月26日月曜日

横位置<>縦位置

もうしばらく写真の話を続けます。
 テレビやパソコンの画面は普通横幅が広くなっています。特に最近のテレビは幅が広くなっています。
今、販売されているデジタルカメラも横に長い画面がほとんどです。
 写真も横長の画面が見やすいのでしょうか。
 その横長が基本のカメラを縦に構えて撮ってるのをみるとちょっとかっこよく見えたりします。
 その横長大多数の世界で縦長の写真が主流を占めている世界があります。携帯電話はなぜか縦長の写真が基本のものがほとんどのようです。携帯電話でテレビを見るときは画面が横になるように工夫されていますが、街中で携帯を構えている人のほとんどは縦のままのようです。
 でも、写真を作品としてまとめる時はどちらがいいのでしょう。写真展では額が横になったり縦になったりしながら展示していることが少なくありませんが、それぞれ自然に見えてきます。
 一般的には横長は広がり感が出て安定感のある雰囲気になり、縦長は奥行き感が出て個性的なものができるようです。
 だからと言って横長でも奥ゆき感のある絵作りは少なくありません。特にテレビの映像には広がりと奥ゆきをたっぷりと感じさせてくれるものが少なくありません。
 しかし、大きな木や、建物を見上げるような写真はどう言っても縦位置が迫力を出せるものです。
 ただ、携帯電話のように縦位置で見るのが基本の画面や横位置が基本のビデオの画面を回転すると大変見づらい物になってしまいます。その作品をアルバム写真にするとか、印刷の原稿にするとか目的を頭においておくと後が便利です。
 写真展を見ていると、作者の個性でどちらを撮りたいか決まるようです。
 日頃カメラに合わせて眺めているファインダーも角度を変えると新しい視界が広がって効果的な作品に仕上がるのではないでしょうか。

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