2011年4月21日木曜日

国際写真集団4月例会





 今月の写真集団の話題は石手川の撮影会の事ばかりです。


 撮影会と言うよりは花見の宴会と言った方が適当なのではないかといううわさがあります。何しろ会計担当が、予定以上の酒代で赤字になってしまった。と嘆いています。


 その撮影会の成果を持参し、それそれが自賛するのが、例会の大きな目的です。



 酔っ払いながら撮影した写真は、いつものように個性的なものばかりで、どれも作品を見ただけで誰が撮ったのか想像がつくものです。


 とは言え、同じ場所で撮った、他人の作品を見ると意外な事が多く、大変参考になるものです。


 自分ではいろいろ工夫したつもりのでも、他の人の作品では予想外のカットや、撮影テクニックが見え、今後の自分の撮影に参考にしたくなってきます。


 今日は作品の研修会と同時に来月京都で行われる国際展示会の話や、来月の例会で予定する喜寿、還暦祝い会の事に盛り上がりました。

 飲みながら写真の話をしたいと思われる方、ギャラリーR2Vへご相談ください。

2011年4月15日金曜日

偶然とは言え! ・? 震災に合わせたような写真展

 出張の合間に見た写真展でびっくりした展示が2件もありました。
竹内敏恭写真展「石巻」コニカミノルタプラザギャラリー

 中筋 純 写真展「黙示録チェルノブイリ-再生の春-」新宿ニコンサロンです。

 「石巻」は作者の竹内さんが以前から石巻の町を丹念に撮り貯めていた思い出の一杯詰まった写真集です。
 思い出の多い建物や風景をモノクロで撮影した、見るものに大変懐かしい郷愁を覚えさせるものです。
 特に石巻を知らないものでも、何故か大変な懐かしさを感じさせる雰囲気が醸し出され、しばらく見入ってしまいました。
 この町が津波で一瞬にして消えてしまった事で、この写真の一枚、一枚の重さがさらに高まり、見るものに様々な感慨を抱かせます。
 この写真展は地震が発生するよりもずっと以前から準備されておられたそうで、まさかこのような事など予想もしていなかったという事です。

 もう一つ、「黙示録チェルノブイリ」は25年前の事故から、やっと落ち着き始め一部の報道関係者などが現場に入れるようになっているのだそうです。
 各地の廃墟を撮影してきた作者が、そのシリーズの中の一つとして撮影されたものですが、震災で大事故になってしまった福島原発に重なるものがあり、見るものに、他人事とは思えないその悲惨さを倍増させ現実と重ね合わせることになります。
 こちらも、震災など全く意識しない頃に準備された展示会で、そのタイミングの偶然に驚き、何かの因果を感じさせられました。

 写真の持つ芸術性が、その場所の記録だけでなく、より印象的な説得力を感じさせ、様々な課題を訴えているような気がしました。

中古カメラ異変

 東京へ出てくると少しの余裕を見つけては中古カメラ店をのぞいています。
 東京の中古カメラ店はいつも行っていたお店がいつの間にか閉店してしまって、出張の楽しみが大いに少なくなってしまいました。
 特に新橋駅付近のカメラ屋さんはどんどんと消えてしまってちょうど通り道だったので本当に寂しいものです。

 今回は銀座のカメラ屋さんを訪ねてみました。
 別に欲しいものがあるわけでもなく(欲しいものを買える余裕が無いと言うのが現実)ウィンドウを眺めるだけです。

 いくつかのお店を見ていて最初に気が付いたのが、何となくお客が少なくなっているような感じです。街に外国の人がいませんから、カメラ屋さんにもさっぱり来ないようです。
 大きなスーツケースを持って来て、まとめて買っている姿をよく見かけましたが全くいなくなってしまったようです。

 カメラの流通が少なくなったせいか、ぶら下がっているプライスリストが驚くほど降下しているような感じです。ライカM3でレンズが付いて6万円台を見つけた時には思わず財布を探してみたほどです。
 いくらくたびれているものだと言え、全く考えられない価格です。

 同じように安さに驚いたのがニコンのSシリーズです。少々くたびれていても10万円以下は不可能だと思ってましたが、今ではいくらでも並んでいます。
 以前の値段を知っていたものには驚く値段ですが、外国人も日本のお金持ちも外出しなくなってしまったからこんなになったのでしょうか。

 今が買い時のような気もしますが、まだまだと言う感じも無くはありません。
 しかし、このままでは街から中古カメラ屋さんがさらに消えてしまいそうです。
 財布に余裕のある方は是非今のうちに買っておく事を勧めたくなりました。

2011年4月9日土曜日

桜の下の撮影会



春らしい陽気に、桜が満開になってきました。

今日4月8日は国際写真集団の撮影会です。 朝9時に集合し、もう撮影が終わっていると余裕の人、撮影会ではなく、花見の宴が目的で、飲み物探しに走る人 楽しみは人それぞれですが、満開の桜の下で、大いに親睦を深めました。


撮影した写真は、4月21日木曜日コムズで実施されます次回の例会に持ち寄りで披露される予定です。 どんな作品にまとめたか楽しみです。


他人の作品を見ることでそれぞれ大きな刺激になるものです。