2009年2月25日水曜日

いつも見ている松山の風景

 以前から写真のクラブでお世話になっているF子さんが個展の準備中です。
 3月5日から2週間の予定で当ギャラリーR2Vで開催予定ですが、なかなか味のある写真を撮られています。
 街中の何気ない風景をチョンチョンと切り取り、いともあっさりと撮影されていますが、上がった写真はどこか魅惑的な雰囲気を持っています。撮影の時も露出だライトだなんてまるで気にしている様子はないし、プリントもお気に入りの写真屋さん任せで特に手を加えている様子はありません。
 背景の処理がいいとか、画面の構成がしゃれているとか、理屈は別にして、何となく見とれてしまうものになっています。
 すばらしい風景の場所に出かけ間違いのないアングルの場所にしっかりとカメラを据え、光線の決まった瞬間を撮ると、それだけで立派な写真ができるでしょうが、いつも見慣れた何気ない場所をサラリと切り取るとさわやかな雰囲気が出てくるのは個性としか言いようのないものがあります。
 感性で捕らえるのは何故か女性がお得意なようで、そこにはいつも衣装や化粧などにずっと神経を使っている日常の努力が現れているのかもしれません。自分の姿にはまるで無頓着な私自身のことを考えると、まともなアート遊びなんてとんでもないのかもしれないと反省してしまいます。

2009年2月18日水曜日

やっと展示ができました

 今はギャラリーの利用申し込みが多くありませんので、空きを自分の作品で埋めてみようと展示を始めました。今回はカメラを振り回して撮影した光の流れを楽しもうとするものでDancing Lightと名付けました。
 何を撮ったと言われても写真からは展示している本人も分からなくなっています。むやみやたらと振り回して撮ったのですが表情が様々です。当初、撮ったままの写真だけで構成してみようと思ったのですが、似たような写真でどうも変化に乏しく展示すると物足らなくなってしまいました。
 どうせ、何だか分からないのですから、思い切った画像編集も加えてみました。
 普通の画像編集は撮ったものをいかに見やすく表現するかを目的にしますから、極端な編集を加えることは控えるのが普通ですが、今回はどんどん変化させ、元の形は想像できないように変えてみました。これによって画像編集にはどのようなものがあるか大きな経験ができました。
 さまざまな映像が出来上がりましたが、いざギャラリーに並べようとするとあまりに変化が多すぎて、簡単に整理ができません。
 どんな項目にするか、とっかえひっかえ並べていき、いい加減くたびれて、最後は諦めと妥協で終わらせた感じです。
 自分だけの展示ですから、思いつけば、毎日でも大きく変えることができます。共同展で自分勝手は他人に迷惑をかけ難しい時が少なくありませんが個展ではどのようにでも思いつく限り試すことができます。これが個展の醍醐味ではないと思います。
 でも、わがままに付き合っていろいろと展示のお手伝いを頂いた皆さんに感謝感激です。この次はお手伝いをさせていただきます。

2009年2月15日日曜日

インターネットがつながらない

 毎日インターネットを見ないとなにか落ち着かなくなるほど、自分の生活にネットが必要になっている状態ですが、今日パソコンの電源を入れてもネットが上がってきません。
 無線LANを利用しているのですが、無線の状態が悪くなほど離れていませんので、ネットワークの機材が壊れたか、パソコンがおかしくなったか、それとも、機器をつないでいる配線が不安定になっているか、パソコンの設定が変わってしまったのか、パソコンがウィルスに感染して風邪をひいたのかも知れません。
 まず、手元のパソコンの設定を確認することにしましたが、自分の設定値なんて日ごろあまり見ていないので何が正解なのかよく分かりませんが、ほぼ問題ないような感じです。ここで、下手に触ると正常な部分でも狂ってしまいます。モデムやルーターの配線を確認したり表示のランプを確認しても、正常か異常かなかなか断定できません。
 無線LANがまずいかもしれないとイーサネットケーブルを持ち出し接続すると簡単に動くことが確認できました。以前ルーターの無線LANの機能が壊れたことがあったので、ネットワークなのかパソコンなのか切り分けをするのが一番と気付き、もう一つのパソコンを持ち出し無線LAN接続を行うと何の問題もなく動作し最初のパソコンに問題がありそうとわかりました。
 動作しないパソコンの設定をいろいろを確認しますが、決定的な問題は見つかりません。どうもハードの問題のように思え、メーカーのカスタマーセンターへ電話してみるかと思ったとき、どうせ確認するなら自分で見える部分だけでも確認するかと、パソコンの裏ぶたをあけてみました。
 ふたの中には、大きめのボタン程度の小さな無線LANらしきユニットを見つけました。ものは試しとネジをゆるめて取り外し再度取りつけました。
 期待しないで電源を入れると簡単に動き始めました。目で見える範囲では何の問題も見えませんがコネクターの接触不良があったかもしれません。動いてしまってはクレーム処理もできないでしょうからしばらく様子を見ることにしました。

2009年2月13日金曜日

個展を始めませんか

 ギャラリーへお見えになる方から「自分の趣味の個展をするのは面白そうだけど、どうやっていいかわからななくて、何となく面倒そう!」というご意見が少なくありません。
 「ギャラリーのスタッフができるだけお手伝いしますから、簡単ですよ」とお答えしても、「何が簡単で、何が面倒かも分からない?」という話もあります。
 個展までの手順を簡単に整理してみたいと思います。
・まず作品作り。
 並べるものがなければ始まりませんから、作品を用意しましょう。今までに制作した作品でも、これから準備してもいいでしょう。
・テーマの決定
 ただ、何となく適当に気に入ったものを並べるよりも、何か自分を表現するテーマを決めると、それに沿って作品を選べますから整理がしやすくなります。できればテーマに沿った案内文をまず書いてみると、頭の整理ができます。
 人様に見ていただくにもテーマを明確にすると、より理解をいただけるのではないでしょうか。
・案内状の作成
 せっかく自分の作品を展示するのであれば、できるだけ多くの人に見ていただく方が楽しく、元気が出ます。自分の表現したいことをできるだけ訴えて、多くの人に見たいと思わせたいものです。
・作品の整理
 展示したい作品は沢山あるかもしれませんが、あまり欲張りすぎても見る人を混乱させたり、印象を薄くしたりしかねません。でも、ギャラリー一杯にできるだけ沢山見せたい場合はそれも面白いかもしれません。
 展示にストーリーを持たせて、順序をつけて見ていただけるようにすると、作品の持つ表情がより生きてきて、見た人により大きな感動を与えられます。
・紹介パンフレット
 作品を見て頂く方に、参考となる情報や、後々まで記憶に残していただけるようなパンフレットを用意できればより楽しくなります。
・作品の展示
 作品の雰囲気に合わせた額にセットしギャラリーへ並べていきます。自分の考えたテーマやストーリーに合っているか、整理してみます。
 ライトもできるだけ作品が生きてくるように十分調整してください。
・芳名簿の準備
 来場者に挨拶や案内をさせていただくために、住所、氏名の記帳をお願いすることが多く見られます。同時に様々な意見を自由に書いてもらうと親近感が出ます。
 ただ、最近は個人情報の管理が厳しく問われる時代であり、他人のデータが見られないようにする時が少なくありません。記帳者にデータの扱い方を説明するなど管理は慎重に行なうことが必要です。
・鑑賞者を案内
 見ていただく人に、作品で思いを伝えられれば十分かもしれませんが、できれば自分の思いを説明し、鑑賞される方のご意見を伺うことは、個展の楽しさを何倍にも拡大してくれるでしょう。特に忌憚のない意見が聞ければ次の発展に大きくつながっていくでしょう。
・パーティー(意見交換会)の実施
 頑張って個展までこぎつけたのですから、親しい仲間で作品を肴にパーティーはすばらしい機会ではないでしょうか。間違いなく相互の交流を深め、新たな元気が生まれるのではないでしょうか。
・会場の整理
 展示した作品は自分の家に並べるのもいいでしょう。欲しいといわれる人に譲ってあげるのも楽しいものです。大切に扱いたいものです。
・お礼状
 忙しい中を来場していただいた方には、お礼の挨拶をしたいものです。次の機会の案内にもつながります。

 いろいろと細かく整理すると余計に面倒と思われるかもしれませんが、手順は手順として全て無視しても結構なので自分のやり方で楽しむことが一番です。実際に展示されている方も全ての項目をきちんとやっている人はないようです。
 一度、個展をするとああすればよかった。次はこんなことをしてみようとか、大きな刺激ができ、少なからず飛躍ができるものです。
 写真であれば額もギャラリーに準備していますので、好きな作品を適当に持ってきていただければいつでも始められます。
 ぜひ、気楽にご相談下さい。

2009年2月12日木曜日

カメラが壊れた

 しばらく使っていなかったS社のカメラを持って出かけました。このカメラはレンズの交換はできませんが、一般的な一眼レフと同じ大きさのCMOS撮像素子を使ったカメラでレンズも24mm相当から120mm相当の焦点距離を持ったレンズが付いていてかなり便利に使っています。ファインダーは電子ビューなのですが、かなり見やすく露出補正もリアルに見えるため慣れると便利です。自由な角度から見える液晶も付いていますので様々なアングルが楽にとれます。
 CCDが大きいため、感度もISO3200まであるのもいざと言うとき便利です。さらにこれだけのズーム領域がありながらf値も2.8~4.8と比較的明るく頼りになります。まじめに撮るにはいいカメラだと思うのですが、あまり売れたようにはありません。これだけのカメラを買うならレンズの交換できる普通の一眼レフの方がよさそうに見えるのも事実です。
 いろいろと便利なことが多いのですが、大きめのCCDとレンズが付いているためかなり大きめのボディーでかさばるのが難点です。普通の一眼レフでもこれより小さいのはありそうです。ただ欲張らなければこれ一台でほとんど不自由なく撮影が出来ます。
 今日は撮り始めて、なぜか露出が思うようになりません。いくら補正しても明るく飛びだしてしまいます。どこか狂ったかなと電源を入れなおすと最初はきちんと合うのですが、2枚目からは狂ってしまいます。何度やってみてもうまく動かないので壊れたかなと思い始めて、セレクトダイヤルを見るとシャッター優先になっていて、絞りが追い付かない状態になっているではないですか。
 こんなことでも、ちょっと慣れていないと見つからないものです。いろいろなカメラを使いたい浮気心がどうしても出てきますが、いつも慣れたカメラを使うことが重要だと改めて思いなおしました。

写真は足で


 今日は少し早めに家を出たので、石手川公園を歩いて会社まで出かけることにしました。朝起きはあまり得意でないので、バスに乗って会社へ出勤することが多いのですが、時間に余裕のありそうな時はできるだけ歩いた方が楽しくなります。
 真面目に歩くと40分もあれば十分到着できる距離なのですが、カメラを持って出かけるので、ついつい遅くなってしまいます。木の葉っぱが落ちていて、細かい枝が様々な幾何学模様を作っていて、これはこれで面白いものです。なかなかうまくまとまりませんが、明るい空に小枝がシルエットになり、見方によっていろいろな形が出来てきます。
 カメラを様々な方向に向け、光線と空の色と枝ぶりの組み合わせを探します。カメラを振り回し、ズームをギコギコまわして好きな形を探しますが、立ち止まっていてはなかなか気に入るように形にならず、ファインダーを眺めながら木の回りをぐるぐる回っていたりします。
 昔から、写真は足で撮れという話もありますが、どんなにカメラが発達しても、体を動かさなければ写真にならないと思ってしまいます。
 せっかく早く家を出ても、あちこちでうろうろしていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、今日も写真にはならず会社に駆け込み、事務所の皆さんにまたかと言う顔で迎えられる毎日です。

2009年2月11日水曜日

修正


 デジタルカメラで撮った写真は修整がいろいろと出来るから便利ですね。デジタルは修整が効くから写真の正確性がない。どんなにでも修正できる写真は芸術性としては問題ではないか?など、いろいろと聞くことがあります。
 テレビや映画のCGを見ていると確かにどんなにでも絵が作れそうに思えてきます。しかし、我々がデジタルカメラで撮った写真をどれだけ修整、補正ができるかと言うとフィルムほどできるのか疑問を持つことがあります。
 ネガフィルムの感受性の広さは機構が大変簡単なフィルム付きカメラが成立するほど広いものがありますが、デジタルで絞りもシッター速度も固定ではほとんど写真にはならないでしょう。コンピューターが細かく補正した写真でも白飛び(真っ白な画面)や、黒つぶれ(真っ黒)した映像は再現不能です。撮った映像を補正すると補正するたびにデータを表すビットが少なくなり荒い画面になります。暗い画面を明るくるくしたり、画面の一部を取り出したり(トリミング)すると、目に見えて画質が落ちてきます。
 写真補正ソフトは従来のフィルムの現像、プリント処理で行っていたような補正が基本になっているものが少なくありませんが、デジタルとしての課題も少なくないのではないかと思えます。高画素のカメラが当たり前になってきましたので、少々の補正には十分耐えられるようになりましたが、写真はシャッターを押す時にきちんと仕上げをしておくことはいつの時代にももっとも基本的なことではないでしょうか。

今更ながら



 ギャラリーR2V(アーツビレッジ)のスケジュールに空白ができるため、これ幸いに自分自身の個展ができると勇んで始めたまではいいのですが、その内と思った期限がどんどん迫り、えらい事を始めたものだとあわて始めました。
 今回は、思い切り羽目をはずして楽しんでみようと、頭の中だけで思いついた時にはさまざまな期待をしていたのですが、いざ制作を始めるとなかなか人様に見ていただくようなものは出来ません。自分で遊んでいる時には面白いと思っても、しばらく眺めているとまるでまとまりがなく、面白くなくなってきます。
 人様の作品を見た時でも第一印象では面白いと感激して、しばらくすると何か感動が薄れてくるものがあります。逆に最初の印象は良く分からなかったものが、何度か見つめるうちに忘れられなくなるものがあります。ギャラリーで作品を鑑賞する時、時間に余裕があると一回り拝見したあと、もう一度ゆっくりと見ることがありますが、最初と2回目でも印象の変わることが少なくありません。同じ作品でも見る人によって評価はまるで違うことは珍しくありませんが、同じ人が見ても見方によって感動が変わるものじゃないかと思います。
 私の場合、今までも、いくら頑張ってみても自分で人様に見せられ様な作品ができた試しはありません。なおさら、思いっきり羽目を外した写真で人様に見せられるものができるわけがないということが、実際に分かってきました。もう軽く100枚を超えるプリントをしましたが、いかに難しいかよくわかりました。
 もう止めたもありませんし、その間ギャラリーを閉めておくわけにもいけません。今更ながら、普通でないことがいかに難しいかよく分かりました。
 写真は期待しないでお口直しにコーヒーをお試しください。土曜日にはライブ、ミニコンサートを予定しています。
 

2009年2月9日月曜日

ユーザー車検(2)

 知り合いの損保会社で自賠責保険を保険手続きを行い、これで準備は万全だと思って軽自動車検査協会の事務所へ行きました。受付の親切な女性が笑顔で対応してくれてちょっと安心しながら案内を聞きました。「納税証明書が無いですね!」、そうだよ!昨日は持っていかなくいとと思っていたのですが、一夜あけるとすっかり忘れていました。
 重量税など必要なお金を払って書類に記入を終え、車検のラインに並びました。今日は今までに経験ないほど受検車が並んでいます。並んでいてホイールキャップを付けてきたことを思い出しました。周りの車はどれも外しています。しかし、ラインの入口には外しておくようにとの指示もないのでそのまま入りました。
 入口で検査員の車両点検があるのかと思っていたら、青信号が付き、行け行けと言う事のようです。最初が排ガス試験ですがなんとか合格のようで、ガチャンと自動スタンプの機械へ差し込み前進、サイドスリップテスターを過ぎ、ブレーキテスターのところで、やっと係員に会い、多少安心。車両確認の後、試験項目を親切にアドバイスしてもらえ簡単にOK。最後の下回りの点検でホイールのボルト点検が必要となりキャップをはずす必要があることが分かりました。ラインのはずれに車を出して別途確認を受けることになりました。やっぱり最初にはずしておけば楽だったのに、でも本当に親切に対応してもらってありがたい限りです。
 ライン全体の流れは以前の検査と同じですが、細かい部分ではいろいろと新しくなっているようで検査時間も短くなったような気がしました。よく見ると表示も親切になっているようです。
 すべての検査が無事終わり、もう一度事務所に戻って成績表などの資料を提出して車検のステッカーを貰うとすべて終了。いろいろ緊張した部分はありましたが、終わった時の達成感は悪くありませんでした。小さいステッカーですが、大きな表彰状よりも値打ちがありそうと感激しました。
 なぜか以前より調子よくなったような気分で帰途につきました。
 我が家のカメラも時には点検もしておかないと、肝心な時にまともな仕事はできないでしょう。あれこれと移り気で何かを忘れそうないつもの自分を考え直す時でもありました。

ユーザー車検(1)

 我が家の軽自動車スバル2が車検を迎えました。
 以前には自分の車の車検は自分で点検し、車検場に持ち込み車検を受けていました。何度か受験するうちに、要領もわかり、さほど苦労もしないで対応することができていました。
 しかし、仕事に追われ、余裕がなくなったこともあり専門の整備工場にお願いすることが当たり前になっていました。人手に預けることで、日常点検も忘れてしまうようになっていました。
 車検の日にちが迫ってきたとき、何気なくもう一度ユーザー車検に挑戦してみる気が起こってきました。還暦を越した身心は何事も無精になりがちですが、このままではますます遠ざかってしまいそうで車の手入れを思い起こすにはいい機会でないかと準備を始めました。
 車検で確認される下回りや、ブレーキ関係の点検整備を行うために車を持ち上げなくてはなりませんが、ジャッキを引っ張り出してギシギシとレバーを動かそうとしても全く動きません。どこかピストンが錆びついてしまったようです。無理に動かすとリンクの金具が壊れてしまいました。
 これで、すべて諦めかとも思いましたが、思いついたことをいいチャンスと新品のジャッキを買ってしまいました。よく見るとオイルも前回の点検から13,000kmも走っていました。そのうち点検に出して交換すればいいと思ったままいつの間にか時が過ぎていました。オイルのレベルはまだ大丈夫でしたが、真っ黒になっていました。
 足回りの点検をやってみると、最近の軽自動車の構造がわかり興味津々です。驚くほどすっきりとした構造で、以前遊んでいた車に比べるとすべての面で合理的にできていることに関心してしまいます。細かな部品も鋼板のプレスで出来上がっていて、考えようによってはおもちゃのようにも見えますが、合理化の極致とも思えます。感心ばかりしていたので作業がはかどりません。体が思うように動かないのはコツを忘れただけではなく寄る年波のせいかもしれません。
 まだ20,000kmにもならないのだから問題ないだろうと思った基本的なランプ類の点検ではテールライトの球切れがみつかり、日常点検をいかにやっていないか、いかに大事か改めて認識しました。
 タイヤの空気圧も大分少なめになっていて、オイルの劣化も考えると燃費にも少なからず影響していたただろう。少なからず損をしていたようです。
 なんだかんだと点検整備で24か月点検のチェックシートを埋めることができました。これで、いよいよ車検の受検、久し振りの受検生の気分で緊張感がみなぎってきます。
  (次のページで結果を報告します)

2009年2月7日土曜日

R2V宣伝中

 ギャラリーカフェR2Vの展示も慣れてきて、お客様もほどほどに見えるようになり、やっと動き出したかと思える段階になってきました。
 ここで、改めてR2V(アーツビレッジと読みます)の紹介をさせていただきます。
 場所はこの地図でご紹介するとおり、松山市の交通の中心、伊予鉄松山市駅から歩いて3分程度の便利な場所にあります。高島屋デパートでショッピングを楽しんだついでにギャラリーに無理なくお立ちより頂ける距離です。
 高島屋の西駐車場からだと徒歩2分です。
 コーヒーも準備していますので(有料ですが)、ショッピングの疲れをいやしながら、ゆったりとしてアート鑑賞とおしゃべりが楽しめるのではないかと思います。
 ギャラリーの展示は一週間2万円と、かなり気軽な料金でお使いいただます。写真を飾る額も用意していますので、写真だけをご持参いただければ簡単に個展を始めることができます。額は6つ切り、4つ切りを基本にしていますので、ご自分のプリンターで出力したものでも大丈夫です。ワンフロアーに10枚程度の作品をゆったりと展示される方もあれば、20枚以上を華やかに展示される方もいらっしゃいます。
 現在のところ申し込みはこれからの段階ですので、まだまだ好きなスケジュールで対応できそうです。
 ミニパーティーやミニコンサートを織り交ぜて楽しまれている方もいらっしゃいますので、どのような方法が可能か実際のギャラリーをご覧になってスタッフとご相談ください。オーナーの予想を超える楽しい利用方法が出ています。
 作品を販売されたい方も、対応可能です。ご自分の思いを存分に詰め込んで頑張って企画してください。

2009年2月6日金曜日

淡いピンク

 2月の始めですが、今日は太陽が温かく感じられ、郊外へ車で出かける機会がありましたが、車内は暑さを感じるほどでした。
 通りかかった畑にほころび始めた梅の花を見つけました。本当にちらほらの段階で淡いピンクの小さな花ですが、カメラを持っていなかったことが悔しくなりました。
 このような咲き始めの花を写真に収めようとすると、それなりに工夫がいるもので、何気なしに撮ると肉眼で見たときの感激が消し飛んでしまうほど、何だか分からない頼りないものになってしまう事が少なくありません。いったい何を撮りたかったのか本人でも分からなくなるほどです。
 花が小さく回りの枝が雑然と写ってしまうと何を撮ったのかわからなくなります。感動した花を明確に出すためにはできるだけ近寄って、それ以外の背景をできる限り整理するため、角度を選び、フォーカスを決め、露出を花に集中させるため、撮りたいものに光を集める工夫をしたりします。
 ただ、努力のためにファインダーばかりに神経が集中して、足もとを滑らせて怪我をするようなことがあっては大変です。十分気を付けて頑張りたいものです。がんばりすぎて立ち入り禁止のところに足を踏み入れたり、植物を痛めてしまったり、他の見物者に迷惑かけたりすることがあっては何のための趣味の世界かわかりません。マナーは大切にしたいものです。
 ピンクの花を追っかけてレッドカードにならないよう注意したいものです。

2009年2月5日木曜日

勝手な写真展を計画中です。


 ギャラリーR2Vは開店早々で、あまり利用申し込みがありませんので、オーナーの勝手な写真展を企んでいます。
 いつも、ピンボケ、的外れ、ブレブレの写真で、まるでどこかの会議の答弁のようなものですが、どうせ外れっぱなしなら外れることを楽しんでみることにしました。
 写真を作っている本人がなんだか分からないのですから、見る人に分かるわけがないと思いますが、無茶苦茶な映像の中にも面白いと感じるものや、まるでつまらないと思うものができるのが不思議です。
 どうすれば面白くなるかわかっていませんので、試行錯誤でどこまでたどり着けるか頼りない話しですが、何しろ自分のギャラリーですので恥も外聞もなく並べてみます。
 こんなものを並べることができるのなら、私の方がもう少しましなことができると思っていただければ、私としては大成功だと思っています。
 2月16日から3月3日までの予定です。暇な方は冷やしかしに、お立ち寄りください。

音楽を聴きながら

 少し長距離の出張に行ってきました。
 往復の車の中で、好きなジャズのCDを流していました。
 ちょつと元気めの曲と、懐かしいボーカルとムーディーな曲を聞いていました。音を聞きながらこの曲に合う写真を撮るとするとどんな雰囲気だろうかと、考えるといろいろな場面が出てきます。
 ちょっと激しい曲だと色も豊富でコントラストのきつい映像なのかな、ムーディーな音楽には、緑の少しソフトなフォーカスでハイキーな画面が合うかな、それともモノクロがしゃれた感じになるかなどと想像していると、際限がつきません。あまり考えすぎて運転が怪しくなると大変です。
 以前、ビデオ遊びをしていた時、普通は適当に撮影してきた映像を編集したあと、どんな音楽が合うかと、いろいろと曲探しをしますが、時には好きな音楽を聴きながらその曲に合う映像やストーリーを考え、そのイメージに合う撮影をすることがありました。曲を基本に映像を組み立てる方がなぜか面白いものができたような記憶があります。曲の歌詞に無理やりくっつけようとせず、勝手に作ったイメージを大切にして映像を作る方が自然な感じが出てきます。
 ビデオに比べ一枚の写真で音のイメージを組み立てようとするとさらに個性が出てきて、人それぞれになってくるようです。一枚の絵の中で雰囲気やストーリーを表現しようとすると欲張りすぎる感じがありますが、いかに整理して一発でまとめるか興味津々です。
 写真展や撮影会では言葉で「テーマ」を決めることがほとんどですが、音を聴くだけで写真を撮ってみるもの興味深いと思いますがいかがでしょう。

2009年2月3日火曜日

今日は雨模様

 今日は朝から冷たい雨模様でした。
 ここ松山地方では伊予路に春を呼ぶまつりと言われる「つばき祭」の最終日で1日目、2日目と好天がつづき、不況の中の神頼みと大変賑わったようですが、今日はちょっと水を差した感じです。
 カメラを持って、被写体を探すときの雨は、カメラにとってはいやなものですが、写真としては悪くありません。「夜目、遠目、傘の下」と言うわけでもありませんが、被写体をやさしく包み込んでロマンチックなムードを出してくれます。明るさが少なくなるという苦しさはありますが、光が一様に回り込み、青天のときのようにどぎつい影を作らないため優しさが出てくるような気がします。地面も乾いていると白く輝いて、ともすれば白く飛んでしまって、言葉どおり白々しくなってしまいますが、濡れた地面はしっとりとした落着きを出してくれます。
 私の好きな木々の葉っぱは滴り落ちるしずくが、大変面白い形を作ってくれ、光線によっては宝石のような輝きを作ってくれます。
 青天に花の撮影でも霧吹きを持って出かけるという話もありますが、自然な雰囲気は雨の時しかないでしょう。
 傘をかかえて、カメラを濡らさないよう持って、さらにスローシャッターに備えて三脚をとなるとかなりな覚悟が必要となり、いつもの気楽なスナップと言うわけにはいかないかもしれませんが、いろいろと挑戦する値打ちはあります。

梅津寺で撮影会

 今、R2Vで個展をされている写真家、一楽さんからの提案でにより3月で閉園する梅津寺パークの撮影会をしようということになりました。
 突如、思いつきのような形ですが、子供時代誰しも思い出のある松山で一番歴史のある遊園地の閉園が決まったことで、いろいろと残念がる声も聞きますが、皆さんで写真に思い出を残しておこうとまとまりました。
 ちょうど梅も満開の頃と言うことで計画しましたが、主催者の各自のスケジュールを調整すると

3月14日の土曜日

になりました。

 今のところ詳細は決まっていませんが、昼前に現地に集合し、適当に食事をしながら好きなカットを撮って午後には現地で解散とする予定です。各自のスケジュールに合わせて参加していただければ楽しいのではないかと予定しています。
 撮影会は特にコンテストではありませんので、自分の好きなものを好きなように撮影し好きな形のプリントをしてR2Vにあるフレームに入れて飾ってみたいと予定しています。
 詳細が決まればブログでも紹介しますが、R2Vで参加の案内をいたしますのでぜひスケジュールを計画してください。

 お待ちしています。

2009年2月1日日曜日

カメラ談義vs写真談義

 昨日私の所属する松山国際写真集団というグループの懇親会に出席してきました。
 名前のとおり写真の大好きなメンバーの集まりで、さまざまな話で盛り上がりました。
 自分の愛機を持参していろいろと解説をしてくれる人、モノクロ写真の暗室のテクニックの面白さを披露する人、デジカメ時代にあってフィルムの面白さを見なおそうとする人、撮影会へ出かけておいしいものを食べて一杯飲むことを楽しみにする人、カメラメーカーの過去と未来を論ずる人、何をどう撮るか、それをどう見るかなど写真好きが集まるとおおいに盛り上がるのですが、目的は写真を撮ることですよね。
 私のような素人には写真なんて遊びの一つなんだからと気楽に参加していますが、真剣な議論が伯仲するとお酒の酔いを忘れてしまうほどでした。
 どう撮ろうと好きな写真ができあがれば楽しいとする女性群と写真を撮るまでの過程をいろいと研究熱心な男性群と2つに別れたような流れが感じられました。
 何を楽しもうと人それぞれですが、写真を種に集まれば一人ではできない楽しみがいろいろと出てくるものです。集まってワイワイガヤガヤやっていくことで互いに新しい世界が見えてきて進歩していくのではないでしょうか。
 今年も楽しく頑張っていきましょう。

ヨーロッパの田舎がやって来た

 昔お世話になった人から郵便が届きました。
 いったい何だろうと開けると鉄道模型のジオラマを撮影したDVDが出てきました。
以前、会社の仕事でお世話にった人ですが、40年位前にお会いしてから年賀状の行き来だけのお付き合いが続いていました。
 確かに鉄道模型をお持ちで、その話で盛り上がった覚えがあります。
 私も模型だけでなく鉄道など乗り物が大好きで、どこかへ出張した時にもまっすぐ行かないで、あちこち寄り道をしたり、往復で東海道線と北陸線のように違うルートを使ったり、前回は飛行機なら今回は船とか違う方法を考えたりします。
 今までの経験では東京から松山への帰りを各駅停車を乗り継いで帰ってきたことや、松山から東京へできる限り私鉄を乗り継ぐなどと遊んでみたことがあります。(この時は関西汽船、阪神、近鉄、名鉄、小田急に乗りました)
 そんな私の話に乗っていただいた人から届いたDVDはご自宅に完成したオリエント急行です。豪華列車なので都会の街中を抜けるシチュエーションかと思いましたが、ヨーロッパの片田舎をイメージしたようなレイアウトで何か気持ちを落ち着かせてくれる雰囲気です
 900mm×600mmのサイズの中にひろーいヨーロッパの田園風景を表していて、いかにも作者の持つ優しそうな気持が表現されているものだと感心しました。作者の経験や感情や思いが不思議なほど入り込むもので、写真や絵画でも作者の個性が入るものですが、それ以上に個性が出てくる作品なのだと改めて感心しました。
 ジオラマでは隅っこの小さな場所に釣り人を配置する神経のこまやかさと、それがあることにより、全体の立体感をさらに拡大させている面白さなど細かな心配りが随所にうかがえるのはさすがです。
 作り上げるまでの記録も残されていて、その几帳面さにも感心させられましたが、まとまって見ているとひと固まりのジオラマの一部でも内部に細かい照明のライトや光ファイバーを使った配線がぎっしりおさまっており、これを作り上げた努力は並大抵のものではなかったことが十分以上に理解できました。
 いつも私が気楽に写真展に参加していることが恥ずかしくなってくるほどです。
 最も素晴らしいとうならされたのは、鉄道レイアウトを撮影したDVDが立派なストーリー性を持って構成されていることでした。とかく記録だけに終わりがちなこのような撮影が、いつとはなしにヨーロッパのどこかを鉄道旅行しているような気分にさせることは90cm×60cmの世界は思えませんでした。
 最近、昔を思い出してどこかでEF-58の機関車模型を買ってきた私に、もうこれ以上鉄道模型の夢を見るのを諦めさせるに十分な迫力でした。

ファーマサイズ

 ブロガーのプロフィールを記入するとき、趣味欄に何となく「農業」と書いてしまいました。自分でどう考えてみても業として農をやっているとは言えません。
 ひとりで余裕のある時、畑で遊んでいますが、一週間もするとあちらもこちらも草がどんどん成長してきて手がつけられなくなってしまいます。時々野菜の種を蒔いて見ますが、種の芽が出る時には様々な草もどんどん芽を出してきて、いったいどれが本物か分からなくなってしまいます。見覚えのある形をしてくれればいいのですが、それでも草と一緒に抜き取ってしまったり、草も一緒に成長して、草の方がずっと成長が早くいつの間にかどこに何を植えたのかさっぱり分からなくなってしまいます。
 こんな状態ですので、まともな収穫があるはずがありませんが、植えた本人も期待しておりません。畑で草の繁殖を少しでも抑えられれば動いた価値があります。消毒を全くしていないせいか、子鳥がいつも来ていて、なにかあさっています。土にもミミズもモグラもいっぱいいるようですし、野菜を食料にしている様々な虫も少なくありません。雑草でも野菜でも芽を出し、成長し花を咲かせると楽しくなり、カメラを取り出していろいろな角度から眺めています。雑草の生い茂った荒れ地のような畑ではなかなか写真としてまとめられるものではありませんが、小さな花の周りをぐるぐる回りながら面白いアングルはないかと楽しんでいます。
 畑の中で動いているだけで何か元気が出てきます。以前は趣味の園芸をやっていますと言う時もありましたが、今は畑の運動と言うことでファーマサイズ(ファーマー+エクササイズ)なんていう自分勝手な言葉で説明しています。
 本人が気持よく畑で体を動かすことができればそれで好いのだと居直っています。