2009年2月12日木曜日

写真は足で


 今日は少し早めに家を出たので、石手川公園を歩いて会社まで出かけることにしました。朝起きはあまり得意でないので、バスに乗って会社へ出勤することが多いのですが、時間に余裕のありそうな時はできるだけ歩いた方が楽しくなります。
 真面目に歩くと40分もあれば十分到着できる距離なのですが、カメラを持って出かけるので、ついつい遅くなってしまいます。木の葉っぱが落ちていて、細かい枝が様々な幾何学模様を作っていて、これはこれで面白いものです。なかなかうまくまとまりませんが、明るい空に小枝がシルエットになり、見方によっていろいろな形が出来てきます。
 カメラを様々な方向に向け、光線と空の色と枝ぶりの組み合わせを探します。カメラを振り回し、ズームをギコギコまわして好きな形を探しますが、立ち止まっていてはなかなか気に入るように形にならず、ファインダーを眺めながら木の回りをぐるぐる回っていたりします。
 昔から、写真は足で撮れという話もありますが、どんなにカメラが発達しても、体を動かさなければ写真にならないと思ってしまいます。
 せっかく早く家を出ても、あちこちでうろうろしていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、今日も写真にはならず会社に駆け込み、事務所の皆さんにまたかと言う顔で迎えられる毎日です。

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