2010年2月28日日曜日

ワークショップ展のご案内


 堀之内の講演の梅が満開で、桜も種類によっては華やかに咲き始めカメラを持って歩くには楽しいシーズンになってきました。
 ギャラリーアーツビレッジの2月のワークショップ作品の展示を行いました。今月のテーマは「き」になっていますが、気にしていただいた方もいますが、あまり気にしない方も少なくなく、様々な作品を展示することが出来ました。
 ご近所へお越しの時にはぜひ、お立ち寄りください。
 このところ倉庫状態でした2階も音楽を楽しみながらゆっくりとコーヒーを味わっていただけるよう、少し整理していますので、仲間とのおしゃべりに活用ください。

 大変申し訳ありませんが
3月4日から7日まで勝手ですが閉館させていただきます。その後はいつもどおりオープンしますのでよろしくお願いします。


 

2010年2月24日水曜日

松前フォトサークル展


 自分の写真を撮るとき、いろいろな写真を見ておくことは大変参考になります。いいなあ!と思った写真を真似てみるのもいいかもしれませんが、自分と違う思いで撮られた写真を見たとき、自分だったらこんなに撮るだろうなとか、こんな仕上げ方法もあるだろうなとかいろいろ考えられます。
 写真を見て何となく通り過ぎたものでも、全体を見たあともう一度みると意外に面白く感じたり、最初に感動したものが、しばらくするとそれほどにも思わなくなったり、眺めているうちに変化があるのも楽しいものです。
 天気がよく、何となく外出して、NHKのアートギャラリーで開かれていた松前フォトサークルの四季の彩り写真展を拝見してきました。
 力の入った風景があり、視点を凝らしたアート作品があり、季節の記録があったりと様々な作品が展示されていて楽しく拝見できました。
 どれも、それぞれの観点で楽しまれながら撮影している雰囲気が感じられましたが、同じ大きさの画面にまとめられ、写真展として統一感を感じるのも見ているものに安心感を与える効果が感じられました。
 さらに同じ額でも一列に並べるのでなく、個人ごとに多少上下させて躍動感を持たせる配置も悪くないと感心させられました。
 今度の日曜日までの開催だそうです。

2010年2月21日日曜日

食べられないスイーツ




 今、私の住む街の近くの伊豫豆比古命神社では椿まつりという春祭りがおこなわれいて、大変多くの参拝者が来られています。
 いつもは車が走っている付近の道路が車両進入禁止になり、たくさんの屋台が並び、それを目当てにたくさんの人が集まっています。
 食いしん坊の私もあれこれうまそうだなといろいろ眺めながら参拝に出かけています。
 たこ焼き屋やタイ焼きなど昔ながらの食品が多いのですが、最近では付近のケーキ屋さんもおしゃれなスイーツを出店し大勢の行列ができています。
 スイーツと聞くと目がない私が、「これは何だ ! 」と思ってしまうケーキが隣のレンタルブティックのお店で出来ていました。
 ドレスのレンタルからケーキ屋さんになるとはと思ってなかったのですが、大変おいしさそうなスイーツが並んでいました。ですが、どうも甘くは無さそうなのです。すべて見て楽しむ本物よりもうまそうなケーキでした。
 ケーキの形のディスプレイだけでなく、キーホルダーやペンダントなどの小物や写真を飾るフォトフレームなども作られていて、楽しく見せていただきました。材料が違うのはもちろんですが、作る過程はケーキを作るのと同じようだと聞き興味が湧いてきました。
 私はこれにLEDを入れて光らせたりするのも面白くないかなとか、写真を撮る時のディスプレイにするのも腐らないし、汚れないし、便利かなと感じて楽しくなりました。
 隣のP*G*Dさんでは、このスイーツを作る教室を毎月実施されているそうです。
 一体どんな材料を使うのか、どんなに作り上げていくのか興味が湧いてきました。
 でも、スイーツは食べてこそそのおいしさが分かるものだから、食べられないきれいなケーキよりも、単純なたこ焼きの方が私には向いているかなと思いながら話を聞いていました。

2010年2月20日土曜日

松山国際写真集団例会

 毎月第3木曜日の夕方6時30分から松山国際写真集団の例会をコムズの会議室で例会を行っています。
 いつも各自の作品を持ち寄って、会員相互にアドバイスを行い、研鑚を行っています。自分ではいい作品ができたと思っても、人それぞに考えがあり、意見交換を行うことでさらに大きな向上ができます。また、頑張って何かに挑戦していても、いろいろと迷ったり、分からないことも少なくありませんが、多くの経験者が参加している会では相互に支援し、新たな解決策を提案してくれます。
 国際写真集団と言う名前があるように、この会は世界中の写真展へ出展し国際的な写真芸術の向上や国際交流を行う事を目的としています。毎月、世界中の連盟が主催する写真展のスケジュールが紹介され、希望者は出展参加することができます。
 もちろん、外国だけでなく国内でも各地の集団が実施する写真展があり、相互に出展を行うことも有ります。優秀な作品を出店している人には連盟からその人の成果を認める称号が贈られます。
 今日の例会では昨年のテーマ「旅発ち」をもとに撮影された全国の作品を参加者全員で確認し、松山集団としての評価結果をまとめました。
 松山の会員が撮った作品とはかなり趣を異にする作品も多く、様々な刺激の得られた会になりました。
 次回の例会は3月18日18時30分からです。興味のある方はギャラリーアーツビレッジでもご案内していますので、お気軽にお尋ねください。

2010年2月11日木曜日

堀之内公園


 この所、松山地方は梅雨のような天気で少しうっとうしい空模様ですが、いつもからからになっている石手川も少しゆったりとした落着きを感じるような眺めになっています。
 雨模様の中を、わざわざ来ていただけるお客様も少ないので、ギャラリーをほったらかして堀之内公園に出かけてきました。
 「坂の上の雲」の観光に合わせるにしては少し遅いような気もするのですが、あちこち整備工事の真っ盛りで散歩するには不便な状態ですが、梅があちこち咲き始めています。
 カメラに少し明るめのズームレンズを付けて花を撮る体制で出かけました。雨のしずくが残っていて、木々もしっとりと落ち着いた雰囲気で写真を撮るにはおもしろいムードです。
 このところ、ドライバーや半田ごてを握ってオーディオ遊びばかりしていたので、写真の感覚が鈍っているのが自分でもよく分かります。
 写真もスポーツも音楽も継続しないとセンスも技術も維持どころか、落ちていく一方です。もともとまるで才能には恵まれない私の感覚ではひらめきもありません。
 赤、白、ピンクと華やかな梅の花に見とれてシャッターを押しまくっていましたが、帰ってきて眺めるとろくなカットが出てきません。今まで何年も撮り続けている場所だけに、それほど苦労するものはないはずなのですが、どうしてこうもピンボケや背景が乱雑だったり、画面の構成以前の問題です。
 下手なくせにいろいろとカメラを取り替えて遊びたくなるのも問題で、カメラのフォーカスエリア設定を変えようとしたら、なかなか見つかりません。いつも使うカメラは決めておこうと何度決心したか分かりませんが、いつも同じ失敗ばかりです。
 写真にはまるで恵まれませんが1時間余り動き回ると、体が温まり何だか気持ちよくなりました。そうなんです。カメラは作品ではなく、健康のためなんです。つまらない結果なんて気にしないで、いい景色を見ながら楽しく運動しましょう。

2010年2月4日木曜日

2月のテーマは「き」です


2010年のアーツビレッジワークショップのテーマを決めていますが、2月のテーマは「き」ということにしています。 
 あえてひらがなを使っています。陽気の気でも容器の器でも妖気の気でも樹木の木でも、どう理解していただいても結構です。
 今年のテーマはそのような気楽な気分ですべてひらがなにしてみました。
 今日は天気は悪くないのですが、かなり底冷えのする日で快適とは言い難いのですが、空は澄み切った空気の色を表しているような青空です。
 写真では「空気感を捕まえる」というような事を言いますが、なかなか難しい言葉でどうすれば空気を写せるか難しいものです。コントラストの効いた青い空をみれば何となく、そんな気分もしてきます。しかし、雲海の中に街並みや山々がシルエットになっているのも面白い空気感かもしれません。
 カラー写真なら青というのが空気に連想されますが、モノクロならばどうなるのでしょう。
 あまり、深刻に悩むこともなく、何だろう、どうしようと考えているだけでいろいろと興味が湧いてくるのではないでしょうか。
 2月は気ですが、3月は「さく」にしています。そろそろいろいろな花が咲いてくるかなと思ったところはありますが、柵(フェンス)もあれば何かを作る場面や、出来上がった「作品」というものもあります。いろいろと辞書を片手に「策」を練っていただければ楽しいのではないかと思います。
 今月はき(期)待をしてお待ちしています。

2010年2月1日月曜日

雨の日にはカメラを出して


昨日から松山は雨が続いています。
例年松山では冬は雨の少ないシーズンで、ダムの水が心細くなってその後の梅雨に期待することが頻繁に発生しますから、この雨は恵みの雨でしょう。
私が通勤に歩いている石手川もこのところ水のない川になっていましたから、少しは川らしくなってくれるかもしれません。
表の通りを歩く人も少なく、足早に通り過ぎていきます。私のギャラリーも雨の日にはめっきり少なくなります。おかげで私は自分だけのコーヒーを淹れジャズボーカルをのんびりと楽しんでいます。(これがずっと続くと大変ですが・・・)

雨の日、大事なカメラを出すと濡れてしまって、故障でもしたら大変ですが、こんな日こそ楽しい写真を撮ってみたいものです。
 雨の日は明るさが少ないのでスローシャッターになりプレやピントには注意が必要ですが、影が少なく光がやわらかくなり、しっとりとした写真になります。
 地面の照り返しがなくなり、どぎつい雰囲気が消え私の好きな雰囲気が出てきます。
 夜目、遠目、傘の下という言葉がありますが、全てが美しく見えるものです。霧のような状態だと見苦しいゴミのような部分を包み隠してくれて対象物を浮き上がらせてくれる事があります。
 水滴が光ったり、水面が波打つのもロマンチックな物語になります。
 
 大事なカメラだと濡れないようにポリ袋のようなもので覆うとか、濡れたらタオルなどで素早く拭き取っておくことが大事でしょう。特にレンズは湿ったままにしておくとカビが生えてしまうことになりかねません。現在のカメラは電子回路で動いていますから、中に水分が入ると動作不良を起こしたり、錆が発生すると修理不能になってしまいます。そう考えると買ったばかりの高価なカメラを持ち出すのは気後れします。
 できれば、雨の日は一番大事なカメラは家にしまっておいて、多少壊れてもあきらめがつくような機械を持って出ると思いきり動き回ることができます。おそるおそる大事に使っていたのではせっかくのチャンスも取り逃がしてしまいます。
 ジャズのCDがまた終わってしまったのですが、今日はまだ誰も現れません。