2009年8月28日金曜日

ワークショップ展示を行っています


 今月から定期的にワークショップを開始しますと案内してありますが、実際に参加されている方は少数ですがギャラリー1階へ展示を行いました。遅れて参加したいという希望も頂いていますので、後から追加も計画しながら展示しています。
 テーマは市内電車環状線の沿線と言うことですが、特にそのテーマに沿わなくても受け入れOKとしていますので、四万十川の写真なども入っています。
 気楽に参加と言うことで、今回は2Lサイズの小さなものが多くなっています。また、スペースがたっぷりしていますので、持ち込まれたものは余りセレクトしないで、できるだけ沢山展示していただきました。
 ためしにこのような狙いも面白いでしょうという意味のものもあり、今後撮影するヒントにはいろいろとアイディアが沸いてきそうなものがあります。
 頑張って細かいトリミングや修正、補正などしてありませんから、作者には失礼かもしれませんが、こんなにしたら面白いんじゃないのかな?と言うようなサジェスションも大いにありです。出品者自身も完全だと言う意識がないだけに互いに勉強できる面が大きいと感じました。
 今回は参加できなかった方もぜひ遊びに来ていろいろと話を聞かせてください。また、これから出品したいと言う方も随時受け付けますので相談ください。

いい写真、好きな写真

 ギャラリーでお客様のお話を聞いているとどんな写真がいいのかいつも話題になります。
 写真だけでなく、アートの世界では様々なコンテストがあり、優劣を争うことが沢山あります。その結果で喜んだり、落胆したりと様々な人生が生まれるようです。
 皆さん、我こそはと力が入っているだけに結果に納得いかない場合も少なく無い様で、何10年も昔のコンテストの結果が出てくることもたびたびです。
  感覚的なものが大きく左右するだけにスポーツのように結果がはっきりと判断できるものではありません。優劣を判断する審査員は多くの経験を積み、大変研 ぎ澄まされた感覚の持ち主の方たちですので、世の中全体から見ても納得のいく結果を出されていると思います。しかし、人それぞれの感覚はあるもので、それ ぞれいいと思うものも多少の違いが出るのは仕方がないかもしれません。
 あちこちの展覧会を拝見しても、ご指導の先生の方針が色濃く出ている場合も少なくないように感じられるのは興味深いものです。
 個展をされる方は、来場される人の意見には大変ナイーブで、いろいろと褒められるとうれしくなりますが、思いもしない意見が出ると大きく落胆して一日落ち込んでしまったなどと言うことも少なくありません。
  コンテストにはほとんど出せるものがない私には、いつも自分勝手な判断で、自分が好きならいいじゃないかと、納得して楽しんでいます。他人様のご意見は できるだけ素直に受け入れるようにはしているつもりですが、ご意見はご意見として、やっぱり自分はこれが好きなんだと居直ることも少なくありません。
  ただ、最初に見たときには絶対いいと思っていたものでも、自分の家の壁に貼って毎日見ていると「どうもつまらない絵だなあ!」と後悔するものも少なくあ りません。自分の感覚もその時々で変わってしまうようなので、今はしばらく見ていても納得できるものがいいのではないかと考えることにしています。
 他人がどう判断しようが、自分でいいと思うものを大切にして次のステップに向かって楽しい世界を作っていきませんか。

これで最後とは言いませんが


 もう終わったはずの、真空管搭載アンプなのですが、切り替えスイッチが思いの外うまくいくようになると、それをいつも使えるようにしたいのが、オーナーの心理です。
実験できればいいだろうと、スイッチをケースの外にぶらぶらと見た目も考えなく、ぶら下げていましたが、これをアーツビレッジにしばらく飾っておくとなると全てにいい加減な私も???です。
 スマートに対策するとなると、ちょっとは見栄えも良くて、使い勝手もいいように、しかし立派な外観を損ねないように、工作はできるだけ簡単なようにと、いろいろと欲張った条件が出てきます。
 目立たないように後ろへ付けるの、無難かもしれませんが、操作性はよくありません。横にトーンコントロールがあるのでその付近も考えられますが、横はきれいなウッドパネルが付いていてこれも壊すのは気が引けます。
 正面のどこかに穴を開けてスイッチを付ければ本格的ですが、デザインを壊さないツマミを探すのも難しそうです。電源スイッチのようにイルミネーションの付いたスイッチなどは自作には至難の業です。
 いろいろ眺めているうち、フロントパネルの下に隙間があることに気が付き、ここへスライドスイッチを挟み込むことができそうに見えてきました。
 思い立ったら、またドライバーと半田こてを振り回し、実際に取り付けようとすると配線が足りない部分がありましたが、少し付け足す程度の対処で出来上がりました。
 出来上がりがここに付けた写真です。左下に黒く見えている部分が切り替えスイッチです。4通りの味を自己満足一杯にしばらく楽しめそうです。
 できればこれで、このアンプの挑戦は終わりにしたいものですが・・・・・

2009年8月26日水曜日

cashiko de stijle さん

 社名を見ただけではいったい何の会社か分からない。なかなか難しそうで、面白そうな名前ですが、オフィスは超モダンな雰囲気が漂っています。
 設立当初はもっと不思議な空間で、一体何をしているのか興味津々で覗いていました。
 ちょっと幼顔の大変チャーミングな社長はいつもファッショナブルな出で立ちで、都会のブティックのような雰囲気を振りまいていました。
 でも、外で見かける時にはヘルメットに安全靴姿で走り回っているときがあり、その変化には頭の切り替えができず戸惑ってしまうほどです。 確かに顔を確認するといつものニコニコ顔で、なーーんだと思ってしまいます。良く見ると作業服もヘルメットにもちょっとかわいさと色気を感じる個性があり、さすがと思わせます。
 事務所に建物の平面図と建築模型が無造作に散らかっているとき、やっとこの会社が何者か分かるときで、頑張っているなと応援したくなります。
http://cashiko.com/index.htm
 大変ユニークな店舗デザインを主に手がける建築設計事務所ですが、あのしゃれた日常から作る建物の面白さが納得させられます。
 アーツビレッジの改装にもアドバイスをもらうことがありますが、全面的な仕事を依頼できるまでギャラリーが動いていないのが現状です。
 来月は一般住宅を手がけるそうですが、どんな楽しいプランを持っているのか、つい見たくなってしまいます。
 千舟町6丁目の頑張る(美人)女性経営者の草分けかもしれません。

一粒で4度美味しい


「もういい加減にしろよ!」

 といわれそうで

私もいい加減にしたい真空管だましのアンプの続きです。

 一日悪戦苦闘して、あまり面白い結果にならないで、少なからず元気をなくし、やる気をなくしていました。いい気分になれず別のアンプにつなぎ変えて楽しむことにしました。
 いつの間にかアーツビレッジにはアンプと名の付くガラクタが6台もそろうようになっていますから、気分転換には十分です。どれも人様に自慢のできるような品物ではありませんが、個性たっぷりで優等生にはない面白さがあります。
 久しぶりにつなぐと思わぬ発見をしたり、もう少しいい音で鳴っていたはずなのにどこが問題だと、また泥沼に入りそうな不吉な予感がしたりと様々です。
 いろいろと接続替えをしているうち、今回改造したアンプでは変な現象があることに気が付きました。いつの間にか、ステレオでなく、左右の音が一つになってしまっているのです。
 これはまた分解しなければならないかと、ウンザリしながら考えていると、切り替えに使ったスイッチを疑い始めました。ある機械に使っていた部品を剥がして流用しているのですが、部品を完全に切り取らないで一部の回路がくっついたまま使っていました。これが問題を起こしていることが予想され、実際に確認し、また半田ごてを振り回すことになりました。
 きれいな回路にして音を出すと予想外なことが起こりました。
 今まで、汚い発振を起こしてどうにも対策できなかったトーンコントロール回路がきれいに動き出しました。発振防止対策にあちこちに入れたパスコンが効いたのか、以前よりもずっと素直なトーンコントロールが効くようになりびっくりです。
 最初に計画した・真空管回路の入り切り・トーンコントロールの入り切りがそれぞれ可能となり、その組み合わせで4通りの音が楽しめるようになりました。
 この真空管飾りアンプの変なこだわりがあります。真空管の増幅は付いている真空管の1/3のしか仕事をしていまんが、トーンコントロールの電源に真空管の整流回路を使っています。今時、真空管アンプでも整流回路には半導体を使うのがほとんどだと思うのですが、使うところに困ってこんなところに使ったのは無理やりとしか言いようがありません。増幅用の真空管の電源は半導体を使っているという大変柔軟(中途半端)な設計で思わず笑いが出てきそうな設計です。
 でも、不思議なほどいい音が出るようになりました。(えらく苦労した私の自己満足が大いに加味されていますが)ぜひ、多くの人に聞いていただいてご批評をもらえないものかとギャラリーR2Vでお待ちしています。
 今回でこの風変わりな真空管風アンプの話題を終わりにしたいものです。(ホント???)
 

ひやかしグッズ


 アーツビレッジにお越しいただくと、古いカメラや、古い本があり、作品を眺めながらゆっくりと昔話に花を咲かせていただいていますが、何か記念に買い物ができないかという話も少なくありませんでした。古いカメラも整理して販売ができるようにしたいと考えています。 しかし、もっと手軽な買い物も楽しそうです。

 
 美術館やカフェでもしゃれたスーベニアコーナーが用意されていたりして、眺めているだけでも楽しくなるものです。あまり財布の負担にならない程度のものだと実用というより、話の種で面白半分にお買い上げいただけそうです。小額のものばかりでは、大赤字のギャラリーの経営が向上するまでには期待できませんが、多少でもプラスになるのはありがたいことです。

 オーナーの趣味を反映した、他では余り見かけないものをと思うのですが、たくさんの商品が溢れている世の中でオリジナリティーを見つけるのはなかなか難しいものです。
 現在、LEDを使ったミニライトやポストカードを飾る素朴なムードのミニフレームなどを用意しています。売れることはないだろうというオーナーの予想に反してまとめてお買い上げいただくようなこともあり、人気は悪くありません。

 どこかで楽しいものを発掘して、お客様と一緒に楽しみたいと予定しています。
 展示がなくても時々覗いていただければとお待ちしています。

2009年8月24日月曜日

一日を棒に振る

 何度も話しに出てくる、真空管で飾ったアンプをメインアンプだけで鳴らしたくなりました。何しろ、真空管の回路やトーンコントロールも含めた回路にするとどうも満足した音になりません。
 頑張ってメインアンプは思いの音になり始めたのですが、やっぱり全体の回路を生かしたくなり、元の回路を組み込んだのですが、好きな部分だけでも鳴らせるようにすれば面白いと思い始めて、切り替え回路を付け加えることにしました。
 どうせ切り替えられられるようにするのだったら、真空管の回路とトーンコントロールの回路がそれぞれ入り切りできるようにしたいと、スイッチを 2個つけることにしました。
 ケースを加工して立派な雰囲気を壊してはもったいないので、一時的なもので様子を見ることにしました。
 回路は以前プリ部分を切り離したときに、いろいろと見ていたのでそれなりに想像がつき、具体的にどうするかも決められました。
  実際に配線は写真に見えるようにスライドスイッチを外にぶら下げた、とんでもなく見苦しいものです。配線そのものはたいしたものではないのですが、底板 も基板も大変多くのビスで留められ、さらに巧妙にスペーサーを差し込んでいるため、外すのはとも角、組み立てるには大変な努力が必要です。
 間違えるような配線ではないから、組み立て前の確認も余りしないで、くみ上げて音出しするすると、とんでもない音が出てきました。
 回路をカットしたときは正常なのですが、プリアンプ回路を生かそうとすると、音が出なかったり、とんでもない音が出たりと後悔する結果となりました。
  もう一度分解して、いろいろ確認しても間違いはなさそうです。冷静に考えるととまともに真空管が入ってないことに気が付きました。なーーんだと、きちんと 差し込んでもう一度確認すると、真空管回路の入り切りは政治用にできるようになりましたが、トーンコントロールはさっぱりうまくいきません。
  配線を切り替えスイッチまで引き出しただけなのですが、思いっきり発振してしまっているようです。配線の長さはたいしたものではないですが、それでも発 振が起こると言うことは、回路自身が非常に発振しやすいためだと考えられます。発振を抑えるためトーンコントロールICの入出力回路の何箇所にもバイパス コンデンデンサーを入れてみました。
  発振の状況は変化しましたが、発振そのものが止まる気配がありません。今度は引き出しのリード線をできる限り短くしてみました。これも効果は感じられます が、解決にはなりません。基板上の配線を少しでも伸ばすと異常動作してしまう不安定さがあるのでしょう。変更を加えなくてそのままでも多少発振気味だから 音に不自然さが付いているのではないかと想像できます。
 プリを切り離した状態は悪くありません、真空管回路が入るとどこか歪が加わるような気がしますが、これは私の気のせいかもしれません。
 いろいろと半田ごてを振り回し、実験ばかりしているといつの間にか一日が過ぎていました。
 もうこれ以上、このアンプにはかかわりたくないと言うのが結論になっていました。

2009年8月19日水曜日

テストチャート

 ギャラリーの照明をLEDでできないかと頑張っているのですが、普通の白色と言われるLEDを使うと、色温度が7,000°K以上の白と言うよりも青白いと言われる感じの発色をします。
 蛍光灯でも昼光色と言われるタイプのものはかなり青白い色で照明する対象物によっては自分の表現したい雰囲気とは違う感じになり、違和感を感じることは少なくありませんが、LEDはさらにとげとげしいような雰囲気を感じることがあります。
 いろいろな対象物を照明しながら、白色ではなく赤色や黄色のLEDを混合して照明するとどうなるだろうとか実験しています。
  そんなことをしている様子を見た、印刷を仕事にしている方からカラーテストチャートを頂きました。様々な色を刷り込んで、印刷の仕上がり具合を確認する ものです。印刷は受け取った原稿をできる限りそのままの形で伝える必要がありますから、様々な色を組み合わせたテストチャートで厳密に調整する必要があり ます。
 美術館などのギャラリーでは作品のもつ雰囲気を性格に表現すると同時に、作品が紫外線などで変色したりすることがないような考慮をした光源を使っているようです。
  アーツビレッジでも正確な表現のために全ての色をバランスよく持った光にする必要があるとは思うのですが、現在使っているハロゲンランプにしても正確とは 言えません。ただ、白熱ランプは比較的やさしい雰囲気の光を出すため好意的に受け入れてもらえます。LEDでハロゲンランプの雰囲気は難しいでしょうか ら、LEDを効率良く使った上で不自然さがなければいいのではないかと考えています。
 いくつかの色味の違ったLEDランプユニットを用意しておき、照明する対象物によって一番好ましい雰囲気と思えるように使えると理想的ではないかと考えています。

美少女図鑑展が終わって


㈱アイムービックさん
http://www.eyemovic.com/
の美少女図鑑
http://www.bishoujo-zukan.jp/ehime/
出版記念写真展が終わり、しばらく展示がなくなります。

この空白の期間を利用して
オーナー自身の自己反省写真を展示しながら
ギャラリーの利用方法を紹介しています。
そこで
どんな展示にするか
今後、展示を計画されている方が来場されて
いろいろと相談を受けています。

以前からアーツビレッジでは2Lサイズのコンパクトな額を並べることに人気があります。
プリントサイズが小さいので、写真の準備も楽ですからいくつもプリントを用意して、あれこれ比較したり
並べ方の工夫でちょっとしゃれた感じがすると楽しむ方が多いようです。

4つ切りサイズより大きいものになるとかなり細かいものまで見えてきます。
ピントもしっかり合っていないと、良し悪しがはっきりと出てしまいます。
自家製プリントをするとしても、A4サイズのプリンターでは無理ですし、用紙もインクも大量に消費し、何度も試すのも気後れしてしまいます。
しかし、大きなプリントはパッと目に入った瞬間にはそれなりに大きなインパクトがあることは確かです。

だからと言って小さなサイズでは手抜きができるかというとそれも難しいものです。
特に全体の様子が最初に目に入ってきますから構図はしっかりしたものでないとまるで面白くなくなります。
小さな部分に何か珍しいものが写っていると言ってもなかなか見てはくれません。
手持ちの写真を考えながら、どれをどこへ並べようかと考えがなかなかまとまりません。

そんな話を織り交ぜながらギャラリーの中では
新しいカメラの話題、美少女図鑑の話、
音楽、真空管オーディオのニュース
最近開店したレストラン、
お隣のドレスのレンタル料はかなり手軽な料金設定だとか
いろいろと話題が続いているようです。

キャリアサポートさん

 アーツビレッジのお隣さんに新しいお店が来ましたと紹介しましたが、同じビルの一階には以前から派遣業務をされているキャリアサポート㈱さんがあります。
 理知的な雰囲気でとびきり美人の女性社長さんたちが活躍されていて、いつもさわやかに整理されているオフィスとともに、いかにも信頼できそうなムードが一杯です。
 何事にも親切でいろいろな相談にも気楽に乗っていただいています。派遣先の会社だけでなく派遣スタッフにも面倒見のいいことは間違いありません。
 アーツビレッジで新しい展示が始まると会社の皆様に声をかけて、忙しい仕事の合間に作品を見ていただきいろいろとご意見を伺うのが恒例になりつつあります。皆さんの鑑賞眼にはなかなか鋭い感覚をお持ちで、意外な発見をすることが少なくありません。
 キャリアサポートさんはどうしても手が欲しいときごく短時間でも相談に乗っていただける心強い存在になっています。(http://www.career-s.biz/)
 アーツビレッジへお越しのとき、道が分からなくなったら、緑のキャリアサポートさんのオフィスも目印に見てください。

2009年8月18日火曜日

P*G*D MATSUYAMA


 千舟町6丁目にあるギャラリーR2V(アーツビレッジ)の隣のイイオビルの2階に、華やかなお店が生まれました。
 パーティー・ガールズ・ドレスという店名からも想像されるように、おしゃれなドレスをレンタルするお店だそうです。
 とびっきりのおしゃれは結婚式だけでなく、仲間内の集まりにもいっそう盛り上がること間違いなさそうです。
 活動的で魅惑的な大変美人のオーナーは親切で面倒見のいい人ですから、親しくなっておくといいことがあるかもしれません。店内は華やかなムード一杯で、今すぐ用がなくてもお店をのぞいていろいろ話を聞いて見るだけでも楽しくなってくるでしょう。
 千舟町6丁目は従来の商業地からは少し離れていますが、松山の中心松山市駅から大変近くて便利なところですから新しい話題が豊富です。あっちの店、こっちの店と個性あふれ、元気の出てきそうな話が一杯ありそうです。これからいろいろとご紹介したいと予定しています。

2009年8月15日土曜日

LED照明

 以前からいろいろと実験していたLED照明をギャラリーでの利用に拡大することにしました。
 設置するLED照明器具はすべて自分で組上げたランプユニットを使います。世の中にはLEDを利用した電球ユニットが販売され始めていますが、まだ大変高価なものや、明るさの足りないものなど、私の利用できるものがなかなか見つからない現状です。
 そこで、自分でLEDの単体を買って、AC100Vで効率よく光らせるユニットを作成することにしました。小型のLED1個を光らせる電流 は20mA程度ですが、その時の電圧は3.0V位から3.4Vくらいまで微妙に違いがあります。100Vの電圧に合わせるには40個程度を直列に接続する とほどほどに光ってくれますが、いつも電圧が変化している交流電圧で点灯させると光っている時間は数10%程度しかなく効率の悪いものになります。そこで まず直流に変えるためダイオードブリッジを使って整流します。整流した後、コンデンサーで完全な直流にすれば一番効率よくなりますが、部品が増えコストや スペースが増え面倒なので私は整流した脈流状態でLEDを点灯させています。
 使うLEDの特性により何個を直列にすれば最も適正な電流が流れる か決まるのですが、組上げながら電流を測定すると、かなりばらつきがあり、その時の温 度によっても変化してきます。できたときはうまく動いていても使っている間に不都合が起きる場合もあります。そこで適正な電流以上は流さないため以前は抵 抗を使って電流制限してましたが、抵抗のロスも少なくないため微妙な判断が必要でしたが、最近は電流を制限するダイオード(CRD)が手軽に利用できるよ うになってきたため、私はこのCDRを利用するようにしています。
 現在照明の主流に使っているのはハロゲン電球ですが、LEDを40個組み合わ せたものは少し暗くなりますが、何とか代替できる程度までは光るようになり ました。これをハロゲン電球の代わりに取り付けるの自作では一番頭の痛いテーマでソケットにぐるぐると差し込めるようにするにはなかなか難しい工作が必要 なので、現在はソケットに電線を接続して給電しています。光としては実用に近づきつつあるのですが、実際に取り付けるための工作がこれからの大きな課題と なっています。
 ハロゲン電球は1個50W前後なのですが、LEDをうまく使うと3W程度なので、かなり節電効果(CO2削減)がありそうで、今後大いに増やして行きたいと期待しています。
 現在のギャラリーR2V(アーツビレッジ)ではまだ50個のランプのうち5個を変えただけですが、一度ご覧いただき、いろいろアドバイスがいただけないものかと希望しています。

2009年8月13日木曜日

ワークショップへどうぞ

 今月からギャラリーR2V(アーツビレッジ)のワークショップを始めますが、いかがでしょうとご案内をしていますが、突然の案内でテーマに合った作品の準備ができそうにないよという話が少なくありません。
 いろいろと忙しいスケジュールの中で無理にお願いしてもできないかもしれませんが、市内電車の一日乗車券を買って、好きなように乗り降りしながらこれぞと思う場所で撮影してはいかがでしょう。
 通勤、通学の途中や、買い物のついでにちょっと遠回りをしてみると、面白いシーンにめぐり合えるのではないてしょうか。うろうろとしていると新しいお店を見つけて楽しくなり、写真のことを忘れてしまうかもしれませんが、挑戦してはいかがでしょう。写真は撮ってみなければわかりません。携帯電話でも十分ですから無理に大きな機材を用意する必要もないでしょう。
 乗ったり、降りたりする余裕がなければ市駅から市駅まで乗ったままで何か写して見るのも面白いかもしれません。以前あるギャラリーで通勤のバスから撮った写真だけで個展をされている方がいらっしゃいましたが、意外に新鮮な切り口で楽しめました。もう一つバス停だけを切り撮った写真展も見たことがありますが、こだわることで様々な物語が見えてくるものだと関心しました。
 来週17日からワークショップの準備に入りますの゛気軽に声をかけてください。
 

2009年8月6日木曜日

オリジナル回路

 真空管で飾ったアンプに真空管を挿し、回路も当初の回路へ復帰しました。
 いろいろと探し回った挙句に見つけたのはメインアンプのいくつかの課題でしたので、メインアンプの回路はいろいろと修正したままです。メインアンプだけだと、なかなかいい音に聞こえ出したのでもとのトーンコントロールやわずかな真空管の回路も復帰させることにしました。
 真空管を挿すと大変立派な雰囲気になり、これだけでも買った値段以上には見えます。真空管の上には立派なアクリルのカバーがかかり、そのアクリルにはブルーのLEDの透過証明をいれる懲りようです。
 ギャラリーR2Vに飾っていますが、物好きのお客様から「すごいアンプを手に入れたのですね!」と驚きの声を頂きました。
 以前の回路を入れると、私にはどうも半分元に戻ったようなつまらない音になってしまったように感じます。高域の艶やかさが、ほこりをかぶったようなざらざらとした音になってしまったような気分です。
 ただこれも気分の問題で、元気になったような音と言えばそれも通じるかもしれません。
 レンズでも何かを付け加えるにしたがって元の音とは違ったものになっていくのは当たり前で、音の通り道はできる限り、簡潔で短いほうがいいのだと思っています。
 機会があれば、ご覧になって音を聴いてみてください。

2009年8月4日火曜日

単なるゴムひも


 ゲテモノアンプを拾い集めて、あれがいい、こうすれば良くなった。と、取っ替え、ひっ変えして遊んでいますが、音源に使っているCD(DVDにも対応している)プレーヤーがCDを出してくれなくなってしまいました。
  何しろ、かなり使い込まれた品物で、私のところにやってきた時、すでにCDの出し入れはかなり問題で、CDトレイのレールを掃除して、手で助けながら何 とか動いていました。出し入れにトレイを押したり、引いたりするのは面倒になってきて、かなり硬化していたトレイ駆動のゴムベルトの代替に、手近にあった 輪ゴムを使ったのですが、少し大きいものしかなく、仕方なく二重にして使ってみました。動かしてみるとプーリーの溝が狭く入りきれないような感じはするも のの何とか動作していたので、そのまま組み立てました。
 以前のように手助けする必要がなくなり、快適、快適と喜んでいたのですが、ある時、手で引っ張ってもまったくCDトレイが動かなくなってしまいました。少々ショックを与えてもまったく駄目です。
  仕方がないので、CDメカを分解することにしました。このデッキはプレイ中、CDトレイをがっちりとロックする構造になっており、ロックしたまま、ゴム ベルト(輪ゴム)がプーリーから外れていました。あちこち分解して細いドライバーで駆動ギヤを動かして何とかトレイを空けることができました。そのままで はCD毎デッキを捨てるしかないかと思ったほどでした。
 また同じ輪ゴムを利用するのもトラブルの元だし、純正の(あるいは純正に近い)ゴムベル トを手配するのも面倒なので、何か面白いものはないかと考えたと き、以前テレビの料理番組で出演していた料理研究家が適当なサイズの輪ゴムが欲しいときゴム手袋の適当な部分を切って輪ゴムを作れば便利だと言っていたの を思い出しました。
 電気製品にゴム手袋は面白いとキッチンに置いてあったゴム手袋を切ってみました。切ってみて、ゴム手袋はかなり薄いものだと 初めて知りました。この薄さ ではどれだけモーターの力を伝えられるか不安になりましたが、試してみると以前の輪ゴムよりも安定して回っています。止まった時は、また直せばいいとその まま組み込みました。
 ゴム手袋にして一週間経ち、少し力が弱ってきたようです。以前トレイのレールにほこりがたまっていたのを掃除したとき、 塗ってあったグリスも拭いてし まったので、がたがたと動くようになり余計不安定に感じます。次に分解するときにはグリスの塗布もしなければと思わせるように心細く動いています。