2009年2月6日金曜日

淡いピンク

 2月の始めですが、今日は太陽が温かく感じられ、郊外へ車で出かける機会がありましたが、車内は暑さを感じるほどでした。
 通りかかった畑にほころび始めた梅の花を見つけました。本当にちらほらの段階で淡いピンクの小さな花ですが、カメラを持っていなかったことが悔しくなりました。
 このような咲き始めの花を写真に収めようとすると、それなりに工夫がいるもので、何気なしに撮ると肉眼で見たときの感激が消し飛んでしまうほど、何だか分からない頼りないものになってしまう事が少なくありません。いったい何を撮りたかったのか本人でも分からなくなるほどです。
 花が小さく回りの枝が雑然と写ってしまうと何を撮ったのかわからなくなります。感動した花を明確に出すためにはできるだけ近寄って、それ以外の背景をできる限り整理するため、角度を選び、フォーカスを決め、露出を花に集中させるため、撮りたいものに光を集める工夫をしたりします。
 ただ、努力のためにファインダーばかりに神経が集中して、足もとを滑らせて怪我をするようなことがあっては大変です。十分気を付けて頑張りたいものです。がんばりすぎて立ち入り禁止のところに足を踏み入れたり、植物を痛めてしまったり、他の見物者に迷惑かけたりすることがあっては何のための趣味の世界かわかりません。マナーは大切にしたいものです。
 ピンクの花を追っかけてレッドカードにならないよう注意したいものです。

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