2009年7月1日水曜日

散歩にカメラはいかが

 今日は梅雨の合間の晴れ間のようで、明るい太陽が刺すように強烈に輝いていました。その中を汗をかきながら歩いてきました。私の通る石手川の公園はいつも多くの人が散歩しています。
 歩くことを目的に何としても歩かなければと意志の強そうな人も少なくありませんが、そこまでこだわって歩かなくても、自然を観察したり、木々の緑や風景を眺めながら楽しく歩いたのでは目的に適わないのかなといらぬ詮索をしてしまうほどです。
 私はいつもカメラを片手に、面白い影ができていないかとか、樹木と空の対比で楽しいアートができないかとうろうろきょろきょろしながら歩いています。
 勝手な自分流の理屈なのですが、散歩にカメラを持って出かけると何か新しい発見はないかとか、どんな構成で画面を作ると面白いだろうかとか、花が咲い て、新緑に変わるのはいつごろかなど、様々なことを考えながら歩くようになります。体だけでなく頭もフル回転して脳の活性化にも少なからず貢献するのでは ないかと思っています。
 歩くときに体に負荷をかけるためか、足や手におもりを付けたり、手にアレイを持ったりしている方もいらっしゃいますが、どうせ持つならカメラや電池やレンズの方が実用的なのにとカメラ好きは手前勝手なことを考えてしまいます。
 毎日の記録として同じ場所の風景を毎日とり続けて一年たてば、すばらしい記録ができるでしょう。あちこちに咲く、雑草の様な花を追ってみるのも面白いも のです。できた写真がアートになるかどうかは別にして、カメラを持つことで新しい散歩の楽しみができるのではないかと提案したくなります。
 ただ、カメラを持っているとついつい、長らく立ち止まったり、ずっと遠回りをしてしまったり、電池やフィルムがなくなっていらいらとストレスを貯めてしまったりと決められた運動メニューの達成には難しいかもしれません。

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