2009年7月25日土曜日

LEDスタンドライト

 寝転がって本を見るのが、なんとも気楽な自分の時間のようで昔からついついはまっていますが。その時、使っている蛍光灯のスタンドライトが突然壊れてしまいました。買ってから15年以上は経つものでほどほどの寿命かもしれません。
 蛍光管そのものはまだ使えそうなのですが、どうしても光ってくれません。どんな物でも壊れたときは私には最高に楽しい瞬間が訪れたようなもので、ドライバーを取り出してすぐ分解を始めてしまいます。このライトはインバーターで点灯するちょっと複雑なものです。テスターで簡単に確認した感じでは高周波の発振が止まってしまっているようです。部品を眺めているとコンデンサーの一つがいかにも高熱で壊れたような雰囲気です。これを交換すれば復帰するかもしれません。
 元の形に直すのもやりがいは有りますが、今LEDによる照明に大変関心があり、中身がどう壊れているよりもLEDのライトに変更してLEDの利用技術の確認をするチャンスにしたくなりました。蛍光灯を点灯している回路の一部を利用して、LEDの電源にし蛍光管の変わりにLEDのアレイを手作りして接続しました。一個のLEDで数Wの出力のものが大変明るく実用的な感じですが、私が今取り組んでいる方法はできるだけ電源回路を簡単にして総合的な効率をあげることを主題に小粒のLEDを40数個接続して利用することに挑戦しています。
 この基本的な方針でスタンドも改造して見ました。今回は手持ちのLEDを50個接続して蛍光灯の反射板へ両面テープで貼り付けるという乱暴な方法で試してみました。見栄えも冴えないですし、いつ落ちてくるか分からない不安定さも有りますが、自分で使うものだけに壊れれば自分で直せばいいので気楽です。
 完成した達成感はやっつけ仕事で十分ではありませんが、からどの程度蛍光灯と差が有るか確かめる楽しみが出てきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿