2009年7月11日土曜日

ちょっとだけ変更

 今回買った真空管アンプは6V6という出力菅を使ったものでA級シングルで動作する基本的な単純な構成になっています。出力トランスや電源トランスは構成から考えると結構大きなもので常識的な考えでは余裕がありそうで音にも期待できそうです。
 シャーシーもかなり重そうな鉄板でできていて頼もしく見えます。中身はプリント基板で配線されていますが、かなり雑な印象を受けます。プリント基板には後から修正したジャンパー配線があり、トランスの巻き線の表示など手書きで書いたものではないかと思えます。
 使っている部品もよくわからない表示が多く、買った値段が伺えるような雰囲気です。それでも動作は大変安定していて信頼感があり大いに満足です。まるで何十年か昔並4ラジオを作ったり、アマチュア無線の機械を作っていた時代を思い出しました。
 基本的には満足したのですが、スピーカーコードを交換するのが面白くなってきていてコードをとっかえひっかえするためにはスピーカー端子がバナナプラグを受け付けてくれないと大変面倒なので交換することにしました。
 久しぶりに秋葉原の部品屋を覗いて確認すると端子にも様々なものがあり一個100円台から3,000円を超えるものまであり選択に迷ってしまいました。基本的には金メッキの有りなしで上下が決まるのですが同じ金メッキでもやたらとゴツイ構えのものがあります。あまり豪華なものだと端子の価格だけでこのアンプの値段になりそうです。
 アンプの配線を見ていてNFB回路が簡単に見えたので、近いうち変更して遊んでみようと楽しくなりました。
 それにしてもオーディオ狂いはいつまで続くのか我ながら不安になってきます。

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