2009年7月18日土曜日

省エネアンプ

 Dクラスアンプがやってきて、適当につないだだけでは、「やっぱりそんな物か!」と思ってしまったのですが、電源だけは何とかしないと本当の評価になら ないだろうと、パワーのありそうなアダプターをジャンクBOXの中から探し出しました。昔のパソコンに使われていたもので、見かけも大きくなんとなく頼れ そうに見えました。
 残念ながらアダプターのコネクタが合わなかったため、適当なコネクタへつなぎ変え、音を出しました。 SWを入れしばらく聞いていましたが、今までとは 違う雰囲気です。スピーカーの振動が分かるくらい大きめのボリュームしてもまったくへこたれた感じがしません。もともと販売者のデータは最大出力25W, 13W出力時の歪が0.05%と大変優秀なデータが書かれており、私の真空管アンプよりも何倍も上の数字ばかりです。
 ボリュームを少々上げても破綻を感じられませんでしたが、どのくらい電力を消費しているか興味を持ち手持ちの簡単なテスターで測ってみました。少しうる さい程度のボリュームで300mA程度4W程度の消費電力になりそうです。表示されていた効率81%もまんざら外れていないようです。
 あまり、不満のない音にもう一度アンプを変えてみたくなりました。どちらがいいか迷う程度の違いなら消費電力の大幅に少ないほうがいいだろうと思うのですが、これからじっくり聞いてみたくなりました。
 人間の感覚はすごいもので、音でも絵でも(食べ物の味でもそうでしょうか)短時間では分からない違いが時間をかけるといろいろと感じてしまいます。特に好き嫌いという感覚的なものは時間という関数で変動していくものだという経験は少なくありません。

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