2010年1月10日日曜日

どうにも動かない

 ギャラリー遊びでほったらかしになっている畑で気になることが起きています。私のようなまったくの道楽の畑でも耕運機、草刈り機、エンジンポンプ、発電機などいくつものガソリンエンジンがあります。
 畑は収穫を楽しむものでなく、体を動かして健康の一助にするものと徹していて、できるだけCO2を出すような機械は使わないと思っているのですが、どんどん成長していく雑草を見たり、すこし何か野菜でも植えてみたいと思うと、鍬や、鎌や、スコップ程度ではどうにも思うようにはかどりません。ましてギャラリー遊びに時間を取られているこの最近の状況では少し能率よくできることも考える必要があります。
 草刈り機の小さなガソリンエンジンは2サイクルなのでオイルを混ぜた混合ガソリンです。昔々の軽自動車やバイクを思い出し、オイルを自分でミックスして使ってますが、どこかでゴミが入ってしまうのか、時々エンジンがかからなくなったり、回転が不安定になったりします。キャブにゴミが入っていて、ごみを飛ばせばいいかなと一時的にスロットルを開け気味して使うと落ち着くような気がしす。
 冬が近づいてきたのでソラマメを蒔きたいと整地のために耕運機を動かそうとすると、何度スターターを引いても全くスタートする雰囲気がありません。エンジンの始動は力強い火花と適切な混合気が入っていれば間違いないと昔の自動車遊びを思い出しながら確認を始めました。プラグを抜いてみるとカーボンでかなり汚れてはいますが、火花は確認できます。でも、少し弱いかなと新しいプラグを買おうとホームセンターや自動車用品屋に行ってびっくり!。いつの間にか商品棚から点火プラグが消えうせているのです。確かに自分の車でもプラグを気にすることはなくなりました。
 電子回路を使った強力な点火回路と貴金属を使った高性能プラグは自動車をメンテいらずにしてしまったのですね。あちこち訪ね歩きやっと見つけてきた新品のプラグを入れスターターを手がしびれるほど引っ張ったのですが、全くシリンダーで爆発している気配がありません。今度はガソリンの確認です。ガソリンのストレーナーを外し、ガソリンを少量取り出し匂いを確認し、ライターで火をつけてみました。まず正常なガソリンに間違いありません。
 何度もプラグを抜いてどの程度ガソリンがシリンダーに入っているか推測すると、どうもあまり混合気が入っているように思えません。エアクリーナーを外しキャブレターの動きを見るとバルブが開いているようには見えません。そう思えばスロットルレバーが大変重く、正常ではないような気がしてきました。
 これはキャブレターを分解する必要がありそうです。でも、もう日が傾いて寒い北風が吹いています。
このまま、やっていたら日没までには終わりそうにもありません。今度天気の良い休日でも待って挑戦することにしました。
 もう、何日耕運機を説得してきたことか、エンジンのご機嫌を取るだけで畑遊びの一日が通り過ぎていく、早く野菜とお話がしたいものです。

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