地元のI銀行の主催する経済に関する今年の経済見通しというテーマの講演講演会へ行ってみました。
今、国内ではどちらを向いてもいい話はなく、大寒波が日本に来ているように不況の真っただ中というのが多くの人の感じではないでしょうか。
しかし、世界経済から見ると、不況はすでに終わりかけ、その後のV字回復に入っいるのではないか、特に中国やインドに代表されるアジア地域ではかなりな好況と言える時期に入っていると見えるようです。
お隣の国々の好況に日本の経済も助けられて日本の企業も持ち直していくのではないだろうかというのがグローバルな見方になるのでしょう。ただ、どんな企業も大きく回復していくわけではなく、伸びる企業と取り残される企業の差は大きくなりそうで、それをどのように読むかが経済の難しさなのでしょう。
私自身は今の日本の国債発行額が異常に膨らんでいる状況が大変気がかりで、それが今後の我々の生活のどのような部分に影響するか、いろいろと考えることが少なくありません。
過去のブラジルやイタリヤのインフレの動向や終戦直後の日本の状況などを見比べたり、様々な人の意見を聞いたり、しています。
様々な見方はあるようですが、当面は大きな動きはなさそうですが、いずれは大きな転換期が起こりそう、しかし、庶民がいろいろ考えてみても、さて明日からどうするか、具体的にできることはあまりなさそうだというのが、知恵のない頭で考えた結論の現状です。
産業構造の中身をあまり見ないで、数字を冷静に分析している資料を見せていただき、いつもの私とは思考方法の違う世界の見方にちょっと刺激のある講演会でした。
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