2009年7月1日水曜日

スピーカースタンド

 いつの間にか、魔のオーディオの世界へ入りそうになっています。いろいろと遊びながら実験しているとついつい人に話したくなり、見せたくなるのが人情というもののようです。
 ヘンな機械でヘンな実験をしているのを見せたくて、友人を連れてくると、「スピーカーがたたみの上に転がっていたのではまともに音は出ないぞ!」と忠告されてしまいました。
  特に高音を出すツイーターは耳の高さにはしておかないと自然な雰囲気が出ないそうです。いつも寝転がって聞いている私の部屋では耳の高さにするというこ とは畳の上に転がしておくのがちょうど良さそうにも思えるのですが、床にスピーカーボックスの振動が直接伝わるのでまともな音がしにくいだろうとの意見で す。
 スピーカーを乗せられる台がちょうど物置にあり、乗せてみました。
 高音は畳の部屋で聞いているせいか大きな変化は少ないようですが、低音が床に響かなくなったことが影響したせいか、中低音がにごらなくなり、すっきりした音に聞こえるようになりました。オーケストラの音がC席からS席へ変わったような雰囲気です。
 小さなスピーカーなので低音の自然な盛り上がりが少ないのですが、低音に限れば後ろの壁と床に付くような場所に置くほうが迫力が出てきますが、どうしても癖のある音になってしまうようです。
 すこしずつ進歩していく音を聞きながら次のステップには踏み込まないほうが身のためだと言う声が聞こえてきそうです。

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