2010年2月1日月曜日

雨の日にはカメラを出して


昨日から松山は雨が続いています。
例年松山では冬は雨の少ないシーズンで、ダムの水が心細くなってその後の梅雨に期待することが頻繁に発生しますから、この雨は恵みの雨でしょう。
私が通勤に歩いている石手川もこのところ水のない川になっていましたから、少しは川らしくなってくれるかもしれません。
表の通りを歩く人も少なく、足早に通り過ぎていきます。私のギャラリーも雨の日にはめっきり少なくなります。おかげで私は自分だけのコーヒーを淹れジャズボーカルをのんびりと楽しんでいます。(これがずっと続くと大変ですが・・・)

雨の日、大事なカメラを出すと濡れてしまって、故障でもしたら大変ですが、こんな日こそ楽しい写真を撮ってみたいものです。
 雨の日は明るさが少ないのでスローシャッターになりプレやピントには注意が必要ですが、影が少なく光がやわらかくなり、しっとりとした写真になります。
 地面の照り返しがなくなり、どぎつい雰囲気が消え私の好きな雰囲気が出てきます。
 夜目、遠目、傘の下という言葉がありますが、全てが美しく見えるものです。霧のような状態だと見苦しいゴミのような部分を包み隠してくれて対象物を浮き上がらせてくれる事があります。
 水滴が光ったり、水面が波打つのもロマンチックな物語になります。
 
 大事なカメラだと濡れないようにポリ袋のようなもので覆うとか、濡れたらタオルなどで素早く拭き取っておくことが大事でしょう。特にレンズは湿ったままにしておくとカビが生えてしまうことになりかねません。現在のカメラは電子回路で動いていますから、中に水分が入ると動作不良を起こしたり、錆が発生すると修理不能になってしまいます。そう考えると買ったばかりの高価なカメラを持ち出すのは気後れします。
 できれば、雨の日は一番大事なカメラは家にしまっておいて、多少壊れてもあきらめがつくような機械を持って出ると思いきり動き回ることができます。おそるおそる大事に使っていたのではせっかくのチャンスも取り逃がしてしまいます。
 ジャズのCDがまた終わってしまったのですが、今日はまだ誰も現れません。

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