2009年6月16日火曜日

いつまで電池は持つか

 旅行に出かける時、カメラの電池がいつまで持ってくれるかいつも不安が付きまとうものです。以前のカメラはかなり電池の消耗が激しく、どっさり予備電池を持って出かけたものでした。しかし、最近のカメラは驚くほど長持ちするようになってきて、1個の電池で2~3日の撮影なら十分動いてくれるようになってきて大変楽になってきた。
 しかし、私のような間抜けにはいつまでも動いてくれることに慣れて充電を忘れ、一番肝心な時に電池が無くなって非常に悲しい思いをすることがあります。
 いつも、電池を一杯にしておけば安全だと、毎回出かける前に充電していると、充電したはずなのにすぐなくなってしまうことが始まってしまいます。特に小型の充電電池は電池の寿命が短いように感じてしまいます。現在のカメラではほとんどの電池がリチウムイオン電池と言われるものになっており、充放電回数は300回以上可能で、継ぎ足し充電も可能な理想的な電池と聞いているですが、300回よりずっと少ない充電で使用不可能になるような気がしてなりません。
 リチウムイオン電池は過充電や過放電には弱いようで、放電している電池をさらに充電するような使い方が続くと寿命が短くなっていくようです。このようになると電池がどんどん膨れていき触っただけでこの電池は持ちそうにないと感じられるようになります。
 最近、こんな電池をかなり放電させたあと、もう一度充電すると腫れが引き、電池の元気が出るような現象を経験しました。
 過充電になってイオンがかたより電池のケースを膨らませた状態になると電池の内部抵抗が大きくなって、本来の機能は残っているのに電気を取り出せないような現象が起きているのではないかと想像しています。
 大変難しい話になってきましたので、ここらで止めますが、電池はできる限り使い切ってから充電することが重要だと思えます。過充電になった電池は放電して使えばより有効に使えそうなのですが、電池を放電させることはなかなか難しく、過放電をさせるとさらに電池の寿命を低下させることもありそうですので、なかなか難しいテーマのようです。
 電池を心配しないで使えるようになるのはまだ先のことも知れません。これぞという時には予備電池が重要かもしれません。
 (その電池も利用環境が異なるような使い方をするのが望ましいように思います)

0 件のコメント:

コメントを投稿