2009年3月3日火曜日

路面電車

 昔の友人から路面電車のビデオが届きました。
 私の町の松山の伊予鉄道の路面電車と藤沢、鎌倉を走る江ノ電のビデオです。どちらの電車も町の中をゴトゴトと走って地元の人の足として活躍しているものですが、見ていて何故か楽しくなります。ビデオの編集の力でなく、路面電車の魅力がそうさせているのではないでしょうか。
 地下鉄と違って目の前を走っているので、常に親近感がありますし、乗り降りも道路を歩いてそのまま気楽に利用できますから非常に身近な感じがします。
 日本では路面電車は珍しいものとなって限られた町しか見られなくなりましたが、今からはもっともっと活躍してもいいのではないかと思います。
 これからの老齢化社会でも沢山の階段を上ったり降りたりする必要もなく、今どこを走っているかも常に分かる便利さと安心感があります。ゴムタイヤの自動車と比べて鉄の車輪で走る電車は格段にエネルギー効率が良くエコロジー社会には優等生ではないでしょうか。
 スピードが多少遅いところはありますが、これからの時代、そんなに急がない、もっとゆっくりした時代を迎えたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿