2011年9月24日土曜日

写真展はもう終わります。

 今回の美術館での写真展も明日で終わりになります。
 今年のスケジュールは休日の多いシルバーウィークだったせいか、いつもより少し来場者が少なかったようです。
 はじめは台風の影響が心配され、後半は秋空の晴天で行楽地へ出かける人が多かったので、美術館へ来てみようとする人が少なくなったかもしれません。


 個性的な作品が多い、言い方を変えれば、統一性のない作品群なのが我々のグループの面白いところでしょうか。

 来場者の意見も様々な意見が出てくるのは、そんな作品のせいでしょうか。

 ある人は、興味深くご覧いただいている作品も、別の人には全く無関心なものになったりします。

 風景やイベントを忠実に写し取ったものは、見る人が、これはあそこで、いつ頃撮ったのだと具体的な事柄で興味を持っていただけます。しかし、写真に抽象的なアートを求める人にはどこか満足できない場合が少なくないようです。

 その対極として、被写体を大胆に切り取って、形や色の面白さを狙ったような作品は、好きな人には楽しんでいただけますが、写真の記録性を重視し、いつ、どこで、誰が、何をしているのか考えるような人には、興味が湧かないようです。

 ことしも、様々は話題を提供し、製作者は、見る者の意見に一喜一憂する時間を過ごしていたようです。

 誰が何と言おうが、撮った本人が楽しいのが、一番ではないでしょうか。本人が楽しくないようでは、見る人が楽しくなるわけがないでしょう。
 

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