我が家の軽自動車スバル2が車検を迎えました。
以前には自分の車の車検は自分で点検し、車検場に持ち込み車検を受けていました。何度か受験するうちに、要領もわかり、さほど苦労もしないで対応することができていました。
しかし、仕事に追われ、余裕がなくなったこともあり専門の整備工場にお願いすることが当たり前になっていました。人手に預けることで、日常点検も忘れてしまうようになっていました。
車検の日にちが迫ってきたとき、何気なくもう一度ユーザー車検に挑戦してみる気が起こってきました。還暦を越した身心は何事も無精になりがちですが、このままではますます遠ざかってしまいそうで車の手入れを思い起こすにはいい機会でないかと準備を始めました。
車検で確認される下回りや、ブレーキ関係の点検整備を行うために車を持ち上げなくてはなりませんが、ジャッキを引っ張り出してギシギシとレバーを動かそうとしても全く動きません。どこかピストンが錆びついてしまったようです。無理に動かすとリンクの金具が壊れてしまいました。
これで、すべて諦めかとも思いましたが、思いついたことをいいチャンスと新品のジャッキを買ってしまいました。よく見るとオイルも前回の点検から13,000kmも走っていました。そのうち点検に出して交換すればいいと思ったままいつの間にか時が過ぎていました。オイルのレベルはまだ大丈夫でしたが、真っ黒になっていました。
足回りの点検をやってみると、最近の軽自動車の構造がわかり興味津々です。驚くほどすっきりとした構造で、以前遊んでいた車に比べるとすべての面で合理的にできていることに関心してしまいます。細かな部品も鋼板のプレスで出来上がっていて、考えようによってはおもちゃのようにも見えますが、合理化の極致とも思えます。感心ばかりしていたので作業がはかどりません。体が思うように動かないのはコツを忘れただけではなく寄る年波のせいかもしれません。
まだ20,000kmにもならないのだから問題ないだろうと思った基本的なランプ類の点検ではテールライトの球切れがみつかり、日常点検をいかにやっていないか、いかに大事か改めて認識しました。
タイヤの空気圧も大分少なめになっていて、オイルの劣化も考えると燃費にも少なからず影響していたただろう。少なからず損をしていたようです。
なんだかんだと点検整備で24か月点検のチェックシートを埋めることができました。これで、いよいよ車検の受検、久し振りの受検生の気分で緊張感がみなぎってきます。
(次のページで結果を報告します)
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