2009年2月5日木曜日

音楽を聴きながら

 少し長距離の出張に行ってきました。
 往復の車の中で、好きなジャズのCDを流していました。
 ちょつと元気めの曲と、懐かしいボーカルとムーディーな曲を聞いていました。音を聞きながらこの曲に合う写真を撮るとするとどんな雰囲気だろうかと、考えるといろいろな場面が出てきます。
 ちょっと激しい曲だと色も豊富でコントラストのきつい映像なのかな、ムーディーな音楽には、緑の少しソフトなフォーカスでハイキーな画面が合うかな、それともモノクロがしゃれた感じになるかなどと想像していると、際限がつきません。あまり考えすぎて運転が怪しくなると大変です。
 以前、ビデオ遊びをしていた時、普通は適当に撮影してきた映像を編集したあと、どんな音楽が合うかと、いろいろと曲探しをしますが、時には好きな音楽を聴きながらその曲に合う映像やストーリーを考え、そのイメージに合う撮影をすることがありました。曲を基本に映像を組み立てる方がなぜか面白いものができたような記憶があります。曲の歌詞に無理やりくっつけようとせず、勝手に作ったイメージを大切にして映像を作る方が自然な感じが出てきます。
 ビデオに比べ一枚の写真で音のイメージを組み立てようとするとさらに個性が出てきて、人それぞれになってくるようです。一枚の絵の中で雰囲気やストーリーを表現しようとすると欲張りすぎる感じがありますが、いかに整理して一発でまとめるか興味津々です。
 写真展や撮影会では言葉で「テーマ」を決めることがほとんどですが、音を聴くだけで写真を撮ってみるもの興味深いと思いますがいかがでしょう。

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