今日は写真展最終日で後片付けをしなければならない日です。
準備には作品の確認、案内状の送付、額の確認、タイトルの確認、印刷、受付担当者の手配などなかなか面倒な手間のかかる作業の連続でしたが、今日は写真展最終日で後片付けをしなければならない日です。後は会場の撤去作業と作品を持ちかえるだけになりました。
一つのことも成し遂げるまでにはいろいろと時間のかかるものですが、終わりはあっさりしたものです。
以前手に入れたソニーの高性能コンパクトデジカメをしばらく遊んでいたのですが、ファインダーがなく、後ろの液晶での確認しかできないことが、どうしても物足りなくて、もうすこしきちんと考えられるカメラが欲しくなりました。
それなら、いくつか持っている一眼デジカメで良さそうなものですが、高倍率のレンズがついて、ファインダーも付いて、ストロボも当然ついて、パノラマ遊びもできて、そんな何でもありなのに小型にできていて、何処へでも持ち運ぶに便利そうな機械が気になり始めました。
該当する製品はネオデジイチとか呼ばれているようで、いくつかの製品がリリースされているようです。
一眼レフもどきの同じような形をしていてもファインダーのあるものと、無いものがあるようですが、そんな中の富士フィルムの製品が気になり始めました。
欲しいものが全て付いていて、レンズは28倍の高倍率ズームですが、値段は一眼レフの安いレンズよりもさらに安価ではないかと思う値段が付いています。
操作性も一般的な一眼レフカメラと同じような感じで、すぐ使えそうです。
通常の一眼レフに高倍率ズームレンズを付けたものよりはずっとコンパクトで旅行に持ち歩くにも便利そうです。
他社の類似製品に比べてもこの製品は安価で総合性能は悪くありません。いろいろと考えていると一度使ってみたくなりました。これ一台でほとんどのことができるようになれば最高なのですが。
実際に手に取ってみると、グリップの部分がぐんとせり出していて、コンデジカメラと比べると、いかにもカメラを持っていると感じです。しかし、旅行のバッグへ入れるくらいはできますが、ポケットにはどんな人でも無理でしょう。いかにもカメラを持っていますと見えます。
見かけのコストパフォーマンスは最高かもしれませんが、持ち歩きには不便なのは否定できません。
ファインダーをのぞいて、何時も調整する覗度調整が無いことに気付きました。目があまり良くない私の眼は覗度調整が必需品なので残念です。
また、電源を入れたり、シャッターを押した時のレスポンスもちょっとがっかりです。最近の一眼レフに慣れていると、いつもイライラさせられます。
24倍のズームレンズはさすがで24mmの広角から500mm以上の大望遠までググッと伸びていきます。さあ、好きなように撮ってくれと言わんばかりです。
500mmにも伸びると、何を撮りたいか見定めておかないと、なかなか視野の中に入ってきません。十分な望遠鏡です。
望遠鏡遊びにはいいのですが、コンピューターがズームしてくれるシステムは、思い通りのフレームを決めるにはやはりまどろこしくてイライラさせられます。手でグルグルと決められるようにどうしてできないのだと恨めしくなります。
気に入ったのは単3電池を使うシステムで、何処でも手に入る乾電池や手持ちの充電池が利用できるのは大変便利だと感じました。しかし、実際に使ってみると、4本の電池を極性を確認しながらセットするのは結構面倒だと思い直しました。
また、乾電池ではアルカリでも思ったほど持たない事を再認識しました。100円ショップの電池はあっという間に終わってしまいます。
レンズも気にしないで見るときれいに撮れていますが、じっくりと見ると一眼レフの一般的にレンズと見比べても見劣りする感じで、値段相応かと認識しました。
しばらく、使っていて、これだけの大きさのカメラを持ち歩くなら小型の1眼レフカメラの方がやっぱり増しかと、当たり前のことを再認識させられたような気持になりました。
これ一台で全てOKはもうしばらく考え直す必要がありそうです。
写真展も簡単にはできませんが、1台で全て大丈夫が簡単にできるわけないですね。
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