2009年11月6日金曜日

いつもの銀座

 東京へ出るといつものコースが有楽町にあります。
 写真のギャラリーがいくかあり、駆け足で巡るにも大変楽しみな場所です。私が行くルートはリコー、ニコン、キャノンのギャラリーです。以前はコダックやフジフィルムのギャラリーも楽しみだったのですが、引っ越してしまってさびしくなりました。
 今回リコーのギャラリーは東京の町を撮った集団の展示で様々な作品が並んでいました。優秀な作品の選定もありましたが、なるほどと思える見ごたえのある作品が選ばれていました。合同の作品展で順位を付けようとすると、何を基準に評価するか難しいところで、どうしてこれが一番であちらが二番なのか唸ってしまうことが少なくありません。撰者の見方が普遍的であるべきなのですが、ものの見方はかなり違いがあり有名といわれる先生でも難しいのではないでしょうか。
 ニコンサロンはモノクロの地域の風土を追ったものでちょっとアンダー気味の仕上げで写真らしさを感じさせられました。
 キャノンは対照的にゴルフの有名選手を追ったもので大判のいかにもプリンター出力らしい発色の大変華やかな雰囲気の中にさすがと思わせる構成のカットがあり、楽しく拝見できました。
 それぞれが違った視点でまとめられていて大いに参考になり、興味のわく銀ブラでした。

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