2009年4月8日水曜日

夜桜を撮る

 いつも見ている桜並木も夜見るとまた新しい発見がたくさんあります。
 真っ暗な夜では何も見えませんが、夜桜見物となると、それなりの光があってのことだと思えます。
 桜の下で楽しい酒盛りをするつもりなら、何を食べているか分かる程度の照明を持ち込んでいるでしょうし、遊歩道には街路灯があったり、桜の花をもう存分楽しめるようにさまざまなイルミネーションを施されたりして、夜は夜なりに楽しめるようになってい時が少なくないでしょう。
 昼間は様々なものが見えているところでも夜間照明の下では桜が主体に光があたり、より盛り上がって見え感動することが少なくありません。夜は邪魔なものを隠してくれて幻想的なムードを盛り上げてくれます。(夜目、遠目、笠の下?)
 感動した桜をカメラに収めようとすると、桜の色が予想以外の色になって写っていることが少なくありません。昼間は太陽の光が主体で、それほどカメラが面食らうことはありませんが、夜の光線は電球の赤い色や、蛍光灯の緑の色や、水銀灯の青白い色など様々な光線があり、目では自然に見えてもカメラはどの色を基本に見るかで白い桜、青い桜、緑の桜など様々な色を付けてくれます。それが面白いと云えればいいのですが、どう見ても不自然に見えることも少なくありません。カメラのホワイトバランスの設定を操作したり、フラッシュを活用して自分の思いの色になるような工夫も必要かもしれません。
 面倒なことですが、夜はより自由な発想ができる楽しい時と考えることもできます。記念写真はフラッシュを使うと失敗が少なくなりますが、周りの花にもうまく光があたように考えて撮るとより記念になるのではないでしょうか。

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